7月15日の日本株
3連休を控えた週末7月15日の日本株は、朝方下げる場面もあったもののすぐに切り返し、日経平均株価の終値は前日比145円08銭高の26788円47銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄1483に対し値下がり銘柄2334と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は69、年初来安値更新銘柄は22でした。
ADA指数は12.3%となり、前日の8.1%から上昇しました。空売りの買い戻しと、新規買いを行ったことなどによります。ポジションはあまり膨らまないようにしています。
高値掴みに注意
個別銘柄をみると、銘柄ごとにマチマチの動きで、まだ25日移動平均線を割り込み下降トレンドにとどまっている銘柄もかなり多いです。
一方、週末のアメリカ株が上昇したことにより、日経平均先物が27000円レベルまで上昇しています。
日経平均株価は6月28日に27062円31銭、7月11日27062円17銭の戻り高値をつけており、この27000円どころで2回跳ね返されています。したがって、27062円31銭の戻り高値を今週以降明確に超えてくるかどうかに注目したいところです。
ただ、27062円31銭を明確に超えたところで新規買いをすればよいかというと、昨今のようなトレンドが長続きしない状況では、逆に高値掴みになってしまう危険性も高いです。
したがって、日経平均株価の水準にかかわらず、上昇トレンドの強い銘柄に乗るということを心掛けるべきでしょう。そして、ポジションはあまり大きくしすぎず、無理のない範囲で上昇に乗るようにした方が良いと思います。
「休むも相場」というのは有名な投資格言ですが、まさに今のような、方向性が乏しい状況では、資金を大量に投下して勝負に行くのではなく、ポジションを小さくして、どちらかといえば何もせずに休む方が余計な損失を被ることを避けられます。
日経平均株価が27062銭31銭を明確に超えたら多少はポジションを積み増すと思いますが、買った後すぐに下がって損切りになってしまうことを覚悟の上、ポジションを膨らませすぎないように気を付けつつ行動するつもりです。
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