6月23日の日本株
6月23日の日本株は、朝方上昇したもののその後は売りに押され、マイナス圏に突入しました。その後はやや持ち直し、日経平均株価の終値は前日比21円70銭高の26171円25銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2245に対し値下がり銘柄1524と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は43、年初来安値更新銘柄は42でした。
ADA指数はマイナス9.8%となり、前日のマイナス9.1%とほぼ変わらずでした。引き続き上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を継続しています。
下がらないが上がらない
個別銘柄をみると、上がったと思ったら売り込まれ、でもそこからさらに下がることもない、という感じで、明確な上昇も下落もせず、方向感が定まらないといった状況です。年初来高値更新銘柄と年初来安値更新銘柄がほぼ同数であることも、それを表しています。
そんな中、三菱重工業(7011)など重工3社や大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)、東邦チタニウム(5727)など、これまで強かった銘柄群に売り込まれるものが目立ち、あまり雰囲気は良くありません。
それでも来月10日に参議院選挙を控えており、アノマリー的には上昇しやすい時期に入ってはいますので、それを期待したいところですが、トレンドを変えるだけの力はなさそうで、上がったとしてもあくまでも短期的な上昇にとどまるのではないかと見ています。
ここから新規にどんどん空売りするような雰囲気でもありませんので、しっかり反発した後、再度株価が下がったところで空売りする方が安全と思っています。
下落相場ですから、空売りをしないのであれば、物理的に買いで利益を得ることができないので、利益を得ようとするのではなく大きな損失を回避することを最重視して、チャンスを待つようにしましょう。適時に損切りができているのであれば、株価がいくら下がっても問題ありませんので、下がれば下がるほど安く買えることになります。株価が下がっている途中に慌てて買う必要もありませんので、じっくり構えるくらいでちょうどよいでしょう。
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