6月22日の日本株
6月22日の日本株は、寄り付き高く始まるもすぐ失速し、後場はマイナス圏で推移しました。日経平均株価の終値は前日比96円76銭安の26149円55銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1454に対し値下がり銘柄2373と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は34、年初来安値更新銘柄は29でした。
ADA指数はマイナス9.1%となり、前日のマイナス8.2%とほぼ変わらずでした。空売りの買い戻しや新規買いがあった一方、保有株の売却もあり、トータルするとほぼ変わらず、といった感じです。
よほどのベストタイミングで売買しないと損をする
しかし株価が伸びないです。
個別銘柄をみると、多くの銘柄が寄り付き高値でその後下がって引ける陰線引けとなっています。私自身、22日の寄り付きは新規買いのチャンスと考えていて、それほど大量ではないものの、ある程度の数量を買いました。
ところがその後株価が上がるどころか下がってしまい、25日移動平均線すらも下回ってしまったため、大部分を売却しました。
22日を終わってみると、実は寄り付きは買いのタイミングではなく空売りの絶好のタイミングだったのです。
もし上昇が長続きするような相場であれば、22日の寄り付きでの買いは、まだ安値圏で買えますので有効な戦略となります。しかし、足元の相場は株価が少し上がったらすぐ伸び悩んで下げに転じてしまうので、22日の寄り付きでの買いは遅いということになります。ではいつ買うべきだったのかといえば21日のうちに買うべきなのですが、ではそれをピンポイントで把握して行動できるかと言えば、それも難しい話です。
結局のところ、よほどのベストタイミングで売買しないと損をするので、それならば動かずに何もしないのが一番よい、という状況が足元でも続いています。
私自身は引き続きロング・ショートで様子をみて、上昇したら空売りを外し、下落したら買いを外し、上下どちらに動いても対応できるようにしていますが、短期的には上目線でも、結局はさらに下がってしまいそうな感じはしています。
くれぐれも塩漬け株は作らないようにしていただき、適時の損切りを行って損失を最小化し、生き残りましょう。
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