6月15日の日本株
6月15日の日本株は、寄り付き直後から下げ幅を広げ、安値引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比303円70銭安の26326円16銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄740に対し値下がり銘柄3165と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は27,年初来安値更新銘柄は123でした。
ADA指数は1.6%となり、前日の5.9%から低下しました。保有株のうち移動平均線割れとなったものがいくつかあったため、それらを売却したことなどによります。買いと空売りがほぼ同額のロング・ショートとなっています。
トレンド転換か一時的なリバウンドか
個別銘柄をみると、上昇トレンドのものはだいぶ減り、下降トレンドのものがかなり多くなっています。強かった銘柄も総じて売られ、あまり雰囲気はよくありません。日経平均株価も25日移動平均線を明確に割り込んでいますし、年初来安値更新銘柄も100を超えていて、下落基調であることは間違いありません。
一方、昨晩のFOMCにて0.75%の利上げが発表され、悪材料出尽くしとしてアメリカ株は反発、日経平均先物も反発しています。
ただ、前回の利上げ時も、発表直後は株価が反発したもののその後軟調に推移したこともあり、この反発に飛び乗るよりは、しばらく様子を見て、例えば日経平均株価が25日移動平均線を超えて上昇トレンドに復帰するかどうかを確認してから動いた方が賢明と思います。
今は勝負に行く局面ではありませんから、将来の株価を予想して先回りしたり、リバウンドの初期段階で飛び乗るよりは、中期的なトレンド、方向性が明確になってから動いた方が安全と思います。下手に動くと損失が積みあがる状況ですので。
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