はっきりしない動きー2022年4月15日の日本株と今週の投資戦略

4月15日の日本株

週末4月15日の日本株は、大幅安で始まった後は上げに転じる局面もあったものの、再び売りに押される展開でした。日経平均株価の終値は前日比78円81銭安の27093円19銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1106に対し値下がり銘柄2735と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は37、年初来安値更新銘柄は66でした。

ADA指数は25.8%となり、前日の40.1%から低下しました。前日の反発で上方向に構えたものの、15日の弱さからある程度買いを外し、新規の空売りも実行しました。上昇トレンド銘柄を保有し、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を実行中です。

上手く行かないのは自分のせい?

個別銘柄をみると、INPEX(1605)、新生銀行(8303)など高値更新となる銘柄も散見されましたが、上昇トレンドの銘柄も下降トレンドの銘柄も入り混じっており、どっちつかずといった感じです。

ただ、どちらかというとインフレ関連銘柄が強いような感触ですので、これらの上昇にはしっかりついていきたいと思います。

さて、最近個人投資家の方から「損切りばかりで疲れる」というコメントが数多く寄せられていますが、ルールに従って行動している限りは決して自分のせいではありません。
私自身、かなり損切りが生じていますが、特に今までと異なるルールでやっているわけではなく、順調な時期はこのルールで大きく利益を得ることができました。

つまり足元の日本株は、ルール通り動いても利益が取れない、言い換えれば株価のトレンドが長続きしない横ばい~ゆるやかな下落が続いているのです。

このような状況で、無理に勝負に行くと危ないですし、損切りをしないでいると、その後さらに株価がズルズルさがり、多額の含み損をかかえた塩漬け株を作ってしまいます。

いつもと同じことをやっているのに上手く行かないなあ・・・と感じているのであれば、利益を上げにくい環境になっている可能性が高いですから、ポジションを小さくして、安易な売買はできるだけ控え、損失が膨らまないようにして今の状況をやり過ごし、次のチャンスに備えるようにしましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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