5月12日の日本株
5月12日の日本株は、寄り付きから大きく下落、その後やや戻すものの引けにかけて再び売られ、日経平均株価の終値は前日比464円92銭安の25748円72銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は6%の大幅安となりました。
値上がり銘柄772に対し値下がり銘柄3159と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は31、年初来安値更新銘柄は209でした。
ADA指数はマイナス13%となり、前日のマイナス11.4%からややマイナス幅が膨らみました。すでに買い持ちはだいぶ減っていますが、株価下落により売却したためです。現在は買い少々、あとは空売りというポジションになっています。
底値狙いよりいつものルール通りの方がやりやすい
個別銘柄をみると、旧マザーズ銘柄・成長株の下げがかなりきつくなっていますが、アメリカ株の下げをみても、そろそろ下げ止まるタイミングには来ています。
ただ、〇〇ショックに発展するとさらに大きな下げとなりますので、安易に逆張りで買うのはお勧めしません。
また、株価がここまで下がると、底値狙いの買いをもくろむ人も多いと思いますが、確かにうまく行けば短期間で大きな利益になりますが、買いのタイミングは非常に難しいです。私の感覚で言えば、「ここで買いだ!」というタイミングは1~2時間ほどしかなく、それを逃すともう株価はかなり反発してしまっている・・・という状況になります。
ですから、たまたま良いタイミングで買えればもちろんOKですが、すでに急反発してしまった、という場合は、無理にそこから飛びつくのではなく、いつも通り移動平均線を超えたところで買うようにした方がやりやすいです。
底値狙いは買いタイミングがシビアなので、常に株価を見ていなければ上手く買えず、かなり神経をすり減らします。また、タイミングが少しでもずれるとあっという間に損失が生じてしまいますし、そこで損切りを躊躇すると、まだ下げが止まらなかった場合含み損がみるみる膨らんでしまいます。
ですから、底値狙いの買いは一応狙ってもよいですが、移動平均線超えの銘柄を買うのを基本とし、たまたま良いところで買えたらラッキー、くらいに思っていた方が良いと思います。特に、昼間仕事をしていて株価をなかなかチェックできない方は、底値狙いの買いは無理に狙わない方がよいでしょう。
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