銘柄により強弱まちまちー2022年4月20日の日本株

4月20日の日本株

4月20日の日本株は、朝方大きく上昇した後は上げ幅縮めるも、後場になり再び強含みとなりました。日経平均株価の終値は前日比232円76銭高の27217円85銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は2%ほどの下落でした。

値上がり銘柄2254に対し値下がり銘柄1609と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は43、年初来安値更新銘柄は23でした。

ADA指数は33.3%となり、前日の27.2%から上昇しました。25日移動平均線超えの銘柄の新規買い、空売りの買い戻しの一方、保有株の移動平均線割れによる売却もおこないました。

やはり成長株は弱いか

4月20日は、銀行株や自動車株が総じて強く、他にも重工株、商社株、非鉄金属株などが底堅いうごきでした。インフレ関連銘柄や円安メリット銘柄は強い印象をもちます。

一方、成長株は大きく売られる銘柄が目立ち、25日移動平均線を下回る銘柄も日々増えています。

私自身、インフレ関連銘柄を軸にしながらも、成長株の反発も狙っていましたが、ちょっと最近の成長株の頭打ち感をみると、本格的な上昇への移行はしばらく厳しいように感じています。

今はトレンドが明確に出ないと、買いと損切りの繰り返しで損失が積み上がってしまうので、週足や月足ベースで右肩上がりやそれに近い銘柄を中心に手掛けていった方が成功の可能性が高いと思います。

銀行株、重工株、商社株、非鉄金属株、資源・エネルギー関連株、など、インフレ関連銘柄の多くは中長期のチャートが右肩上がりになっていますので、これらの銘柄を本線にしつつ、下降トレンドの弱い銘柄は空売りを入れ、日本株全体が上・下どちらに明確なトレンドが生じても対応できるような下準備をしておくつもりです。

引き続き、日本株全般は25日移動平均線近辺のどっちつかずの動きであり、勝負に行く場面ではないので、あまりドタバタせず、本当に買いたい株を、ベストに近いタイミングで買うようにし、なんとなく買う、というのは控えた方がよいでしょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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