4月18日の日本株
週明け4月18日の日本株は、寄り付きから大きく下げ、日経平均株価は一時500円超の下げとなりました。後場はやや戻したものの、終値は先週末比293円48銭安の26799円71銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1103に対し値下がり銘柄2747と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は27、年初来安値更新銘柄は221でした。
ADA指数は17.5%となり、先週末の25.8%から低下しました。株価下落により移動平均線割れとなった保有株の売却や、新規の空売りを実行したことなどによります。引き続き上昇トレンドの銘柄を買い、下降トレンドの銘柄を空売りするロング・ショート戦略を行っています。
実質はかなり弱いか
個別銘柄をみると、概ねインフレ関連銘柄は底堅く、成長株はリバウンド一服、そしてそれ以外は年初来安値更新銘柄が200を突破しているようにかなり弱い銘柄が目立ちます。
日経平均株価こそ、25日移動平均線を少し割れた程度ですが、個別銘柄を見る限りは実質的にかなり弱いように感じます。
個人的には、2月決算の決算発表が出そろい、当期見通しがかなり良く、株価が上昇した銘柄が、決算発表前の水準まで株価を戻してしまったなら、当期の好業績をすでに織り込んでしまうほどの弱い動きとみて、先行きを大いに警戒したいと思っています。
なぜなら、ひとまずは決算発表時に発表される当期見通しの数値に素直に反応するものの、その後はプロ投資家のリサーチ等によって、実はそこまでの数値は出ないのでは?などと判断されれば、逆に売りに押されて株価が反落する可能性が高まるからです。
決算発表後、上昇トレンドであるならばそのまま持ち続けていればよいでしょうが、下降トレンドに転じたらひとまず売っておくのが無難です。我慢して持ち続けると痛い目にあう、ということは、昨年11月~2月のマザーズ指数や中小型成長株の大きな下落で身を持って経験しているはずです。同じ轍を踏まないよう十分気を付けるようにしたいものです。
引き続き、無理な勝負は禁物で、大きく負けないことを最優先にしていきましょう。
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