4月7日の日本株
4月7日の日本株は、寄り付きから大幅安でその後も下げ幅を広げる展開となり、6日と同じような動きで大幅に続落しました。日経平均株価の終値は前日比461円73銭安の26888円57銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。
値上がり銘柄560に対し値下がり銘柄3365とほぼ全面安の展開、年初来高値更新銘柄は11、年初来安値更新銘柄は161まで膨らんでいます。
ADA指数は23.6%となり、前日の57.3%から大幅に低下しました。株価下落により移動平均線を割り込んだ保有株が続出したため、それらを売却したこと、および新規に空売りを実行したことなどによるものです。
下目線と上目線の両にらみ
個別銘柄をみると、成長株の中にも移動平均線を割り込んだものが目立ちますし、商社株などインフレ関連銘柄も、移動平均線割れの銘柄が続出しています。一気にマーケット環境が悪化した印象です。
ただ一方で、これまで非常に株価の動きが強く、買いそびれてしまったままの銘柄も調整していて、買える水準まで下がってきたものもいくつもあります。
したがって、保有株は移動平均線割れで売却する一方、押し目を付けている上昇トレンド銘柄は買い仕込みのタイミングといえます。つまり、下目線と上目線の両にらみで対応していく必要があるということです。
もちろん、押し目買いの上昇トレンド銘柄が、さらに株価下落で移動平均線割れとなったら損切りする必要がありますが、どうなるかは後になってみないと分かりませんから、買いそびれた強い銘柄の押し目買いはある程度は積極的に狙っていくべきではないかと個人的には思っています。
年初来安値更新銘柄が100を超えるような局面ですから、株価が下がって下降トレンドにあるものを我慢して持ち続けて損失を膨らませないようにしてください。
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