成長株が引き続き買われインフレ関連銘柄は軟調ー2022年4月5日の日本株

4月5日の日本株

4月5日の日本株は、高く始まったもののすぐ売りに押され、その後は前日終値を挟んだ小動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比51円51銭高の27787円98銭でした。
TOPIXは下落、マザーズ指数は2%超の上昇でした。

値上がり銘柄2138に対し値下がり銘柄1725とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は136、年初来安値更新銘柄は12でした。

ADA指数は62.9%となり、前日の62.5%とほぼ変わらずでした。少量の新規買いや、株価急騰銘柄の利食いを行いました。

急騰したら少しずつ売る

個別銘柄をみると、エスプール(2471)が高値更新となるなど、成長株の一部に上値追いをするものがみられるようになりました。マザーズ指数の動きを見ても分かるとおり、成長株はここ連日強い動きとなっています。

一方、商社株、非鉄金属株、銀行株などインフレ関連銘柄は軟調な動きが続いています。ただ、トレンド転換に至ったものはまだ少ないです。

さて、成長株は昨年秋からの下げも短期間で強烈なものでしたが、反転上昇も急スピードで起きています。上昇スピードがゆるやかであれば、25日移動平均線割れで売却すればよいのですが、上昇スピードが早いと、25日移動平均線割れを待つと利益が飛んでしまいます。

そこで、5日移動平均線割れで一部売るのが1つの対策ですが、株価上昇のスピードが速いと、それでも対応しきれないことがあります。そんなときは、上昇途中で少しずつ売るようにしています。昨日も25日移動平均線からのかい離率が50%近くに達した銘柄につき、3分の1を売却しました。

勿論、そこからさらに株価が上昇することもありますが、それを言っていたらきりがありませんので、利益確定をある程度は優先した方が良いと思います。これは、株価が上昇すればするほど重要性が高まります。

成長株の反発が終われば、下げるときのスピードもまた早いと思いますので、今のうちに自分はどのように行動するのかを決めておいたほうがよいでしょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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