3月1日の日本株
3月1日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、日経平均株価が一時27000円を突破しました。その後はやや伸び悩んだものの、終値は前日比317円90銭高の26844円72銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は7%近くの急騰となりました。
値上がり銘柄2586に対し値下がり銘柄1354と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は23、昨年来安値更新銘柄は8でした。
ADA指数は63.7%となり、前日の46.7%から大きく上昇しました。株価上昇に伴い、空売りの買い戻しおよび新規買付を行ったことによります。だいぶポジションが膨らんだので、これ以上のポジション増加は抑制しようと思っています。
成長株・マザーズ銘柄に明らかな変化
個別銘柄をみると、クロスキャット(2307)、住友金属鉱山(5713)、DOWAホールディングス(5714)、商船三井(9104)などが高値更新となっています。また、マザーズ指数が急騰で25日移動平均線を突破、マザーズ銘柄や成長株など大きく売り込まれていた銘柄群の多くも急上昇して、25日移動平均線を超えてきた銘柄が多数ありました。
私自身、あまりに急騰したため、買うタイミングを逸した銘柄もいくつかあったほどに、3月1日の上昇は転換点といってもよい動きとなりました。ここからさらに株価が上昇するかどうかは分からないものの、買いポジションを構築するとしたら、3月1日の寄り付きまでで行っておかないと、その後の買いはリスクが高まりますし、高値掴みの危険もあります。
その意味では、3月1日がターニングポイントであったこと、そしてそれまでに買い仕込んでおくべきだったことを気付けるかどうか、実行できるかどうかが重要です。今回これができた人はコツをつかんでいる人でしょうから今後のチャンスも毎回乗れるでしょうし、できなかった人は下手に上昇を追いかけて高値掴みするより、安く買えるのを待った方が無難です。
やはり、上昇の初期段階、具体的には25日移動平均線を少し超えたタイミングで買い仕込むことが、最小のリスクかつ安値圏で買うことのできる方法だと思います。アメリカ株が大きく下落し、3月2日は日本株も大きく下げて始まりそうですが、逆に3月1日までで買いそびれた人にとっては安く買うことのできる絶好のチャンスではないでしょうか。
無論、株価反発はどこまで続くか分かりませんから、株価反発が終わり、下げに転じて移動平均線を割り込んだら売却・撤退して仕切り直しすることも必要です。
無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」
~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~
株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!
株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。
イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。
↓ぜひコチラから登録してください。↓
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。