大幅高で終日強い展開にー2022年2月16日の日本株

2月16日の日本株

2月16日の日本株は、寄り付きから大幅高でスタートし、その後も終日高値圏で推移しました。日経平均株価の終値は前日比595円21銭高の27460円40銭でした。
TOPIXも大きく上昇、マザーズ指数は上昇も上げ幅を縮めて終わりました。

値上がり銘柄2649に対し値下がり銘柄833と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は30、昨年来安値更新銘柄は23でした。

ADA指数は44.0%となり、前日の42.6%から少し上昇しました。空売り銘柄を多少買い戻した程度で、あまりポジションに変化はありませんでした。

ニュースに振り回されずにルール通り淡々と

個別銘柄をみると、15日に売られた商社株、銀行株、資源・エネルギー関連株は反発し、引き続き上昇トレンド継続のものが多いです。一方の成長株は、上昇するものも多かったですが陰線を付けて終わるなど、力弱い銘柄が目立ちました。

さて、16日の株価上昇は、ウクライナ情勢の好転を好感したものとされていますが、このように何かの懸念材料がマーケットにあり、その状況の変化に応じて株価が大きく変動することは良くあります。少し前であれば、中国の不動産会社の経営危機問題により株価が乱高下したこともありました。

こうした点につき、ニュースに振り回されて株を買ったり売ったりしていると、結局はタイミングがずれた余計な売買をすることにつながります。
どんな懸念材料があったとしても、やはり基本はルール通り淡々と行動するべきだと思いますし、もし懸念材料により株価が大きく下落することが怖いのであれば、ポジションを減らして、実際に株価が大きく下落したとしても致命傷を負わないようにリスクコントロールをしていけばよいわけです。

ニュースでは悲観的な内容が流されていても、マーケットは逆の強い動きになっている、というケースもよくあります。そんなときは、やはりマーケットの動き、株価の動きを重視して行動すべきだと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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