明らかに変化ー2022年2月2日の日本株

2月2日の日本株

2月2日の日本株は、寄り付きから大きく上昇して始まり、その後も高値圏で推移しました。日経平均株価の終値は前日比455円12銭高の27533円60銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。

値上がり銘柄3475に対し値下がり銘柄484と全面高の展開、昨年来高値更新銘柄は14、昨年来安値更新銘柄は18でした。

ADA指数は48.7%となり、前日の33.5%から上昇しました。空売り銘柄の買い戻しや、新規買いを行ったことによります。個人的にはだいぶ買い仕込んだなあ、という感じがしています。

ほぼ全ての銘柄に資金が入った感触

個別銘柄をみると、伊藤忠商事(8001)など、強い銘柄は早速高値更新となっています。また、25日移動平均線を超えてきた銘柄も急増、ほぼ全ての銘柄のチャート形状が、右上がりに変化し、底打ちからの反転上昇局面に入っています。

昨日までの上昇とは異なり、本日はほとんどの銘柄が強い動きで、明らかに日本株に資金が流入している感触でした。

一方、本日までで日経平均株価は下げ幅のほぼ半分を戻しました。この半値戻しの水準は抵抗帯になりやすく、ここからさらにすんなり上昇を続けるのは難しいでしょう。
買いタイミングとしても、やはり遅くとも本日の寄り付きまでにある程度は買い仕込んでおくべきで、明日以降は押し目買いに徹するなど、高値掴みを回避するようにすべきです。

現状は、もともと強かった銘柄群(銀行株、商社株、資源関連株など)も上昇しているのですが、それよりも直近で大きく値下がりした成長株の反発力が大きくなっています。すでに中長期的なトレンドは下向きになっているものが多いため、リバウンドで終わるものも多いとは思いますが、それでも大きく下落した銘柄が底打ちした後の反発力は大きくなるので、上手く買い仕込めた銘柄については上昇が続く限りは保有してみたいと考えています。

明日以降は多少もみ合いながら現時点の価格帯で根固めをした後、日経平均株価が25日移動平均線超えにトライする動きが理想です。一気に上昇してしまうと上昇が短命に終わりかねませんので、上昇→一休み→上昇のリズムで動いてもらいたいです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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