失速して下げに転じる銘柄目立つー2022年2月1日の日本株

2月1日の日本株

2月1日の日本株は、朝方上昇してスタートし、日経平均株価は一時27400円超えまで上昇したもののその後は失速し、終値は前日比76円50銭高の27078円48銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は2%の上昇でした。

値上がり銘柄1977に対し値下がり銘柄1892とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は8、昨年来安値更新銘柄は26でした。

ADA指数は33.5%となり、前日の39.2%から低下しました。底値狙いで買った銘柄のうち、明らかに弱い動きだったものを売却するなどしたことによります。

高値掴みをさける

個別銘柄をみると、相変わらずバラバラな動きで、私が底値狙いで買ったいくつかの銘柄も、順調に伸びるものと失速して下げてしまうものとまちまちでした。

また、私自身は2月1日の寄り付きでもある程度新規買いしたのですが、その多くが寄り付き高値となり、そこから大きく下げて陰線で引けるものも目立ちました。
通常通り25日移動平均線超えのルール通り買ったものについては仕方ないものの、底値狙いで買うのであれば、2月1日に買うのではもう遅い、ということを実感しました。

やはり、底値狙いの買いタイミングはシビアですし、日経平均株価自体も安値から既に1000円以上戻しているわけですから、ここからの買いは、25日移動平均線超えが原則で、せめて5日移動平均線超えで買い、割ったら速やかに売る、という形にして、ここから明確な反発が来たらそれに乗り、失速したら速やかに撤退する、というように身動きを軽くしておくのがよいと思います。

日経平均株価が30000円を付けた後の大きな下げ相場の入口に立っている可能性もありますから、くれぐれも含み損を抱えたまま保有を続けて塩漬け株を大量に作らないようにしましょう。

また、決算発表シーズンに突入していて、決算発表の結果で株価が大きく動いています。決算発表直前の買いは慎重に行うようにしましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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