GMOショックで一時マザーズ指数大幅安ー2020年6月30日の日本株

<今日の日本株>
月末6月30日の日本株は、朝方から大幅高でスタートし、引けにかけ少しだれたものの、日経平均株価の終値は前日比293円10銭高の22288円14銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2092に対し値下がり銘柄1682とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は68、年初来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は22.8%となり、前日の27.7%から低下しました。保有株の中に25日移動平均線を割り込むものが出たのでそれらを売却したことなどによります。

 

<GMOグループやアンジェスなど急落>
本日特筆すべきはマザーズ指数が一時急落したことです。このときは、最近株価が急騰していたGMOグループ、例えばGMOメディア(6180)、GMOリサーチ(3695)GMOペパボ(3633)、GMOクラウド(3788)や、アンジェス(4563)などが後場寄り直後にかけ大幅安となりました。しかしその後は持ち直し、かなり株価も戻して終えています。

一方、下降トレンドが続いている鉄鋼株、不動産株、商社株、海運株など業績悪化懸念銘柄の多くは株価が反発しました。

私自身は、本日一時急落した銘柄を保有していたほか、下降トレンドが続いている銘柄については空売りを実行しているため、本日1日でみればかなりのマイナスとなりました。

ただ、ここまで上昇トレンドが続いている個別銘柄の多くは、上昇トレンドをキープしていて、相場の流れが明確に変わった、というまでには至っていません。

確かにマザーズ指数はコロナ・ショック後一貫して上昇を続けてきていたため、こうした急落はいつ起きても不思議ではありませんでした。

でも、上昇トレンドの初期段階で本日の急落銘柄を買うことができていれば、急落により25日移動平均線を割り込んだとしても、そこそこの利益を確保した状態で売ることができます。

やはり、株価上昇が続けば続くほど、株価下落リスクは高まりますから、いかに株価上昇の初動で乗るかがとても重要であると改めて感じました。
私自身は、いつも申し上げているとおり、25日移動平均線超えで新規買いをしますが、このタイミングであれば株価上昇の初動にうまく乗ることができます。

突然の株価急落に巻き込まれるのは事故のようなものなので仕方ありませんが、株価急落で痛手を負わないようにするには、やはり株価上昇の初動で買うことであり、常日頃から高値掴みをしないように気を付けておく必要があります。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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