1月13日の日本株
1月13日の日本株は、寄り付きから下落して始まり、その後も軟調な動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比276円53銭安の28489円13銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は4%近い大幅下落となりました。
値上がり銘柄1150に対し値下がり銘柄2707と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は45、昨年来安値更新銘柄は55でした。
ADA指数は59.6%となり、前日の55.5%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買い、追加買いを行ったことなどによります。現状は割安株・景気敏感株買い、成長株(元成長株含む)売りのロング・ショート戦略となっています。
流れに乗れているか?
個別銘柄をみると、ネクステージ(3186)、丸紅(8002)、三菱商事(8058)、東京製鐵(5423)などが高値更新、りそなホールディングス(8308)やINPEX(1605)など昨年来高値を更新するものもありました。業種で言うと、銀行株、商社株、鉄鋼株などの上昇が目立ちました。
一方、マザーズ指数は早くも再び急落し、成長株の大部分は軟調な動きとなり、「割安株・景気敏感株買い、成長株売り」の流れは継続しているように感じます。
私は日々400銘柄ほどの株価チャートをチェックしていますが、それを見て感じるのは「流れに乗れていないと全く利益を得られないどころか逆に損をする」ということです。
私自身、1月5日に割安株・景気敏感株買いの流れを確信し、ポジションを一気に割安株・景気敏感株に振ったことが現段階で功を奏しているわけですが、おそらくこの動きはかなりの瞬発力を伴います。「あと1日、2日様子見してみよう」では乗れなかったと思います。
株式投資は流れに逆らっていては決して成功せず、流れに乗ること、そして流れの変化にできるだけ早く気づくことが重要です。時には、今まで長年してきたこととは異なる行動をしなければ勝てないこともあります。
まさに足元の動きは、成長株投資中心の私であれば、普段であればおそらく買わないであろう割安株を、あえて買わなければ利益を得られないという状況です。
ではなぜ乗れたかといえば、成長株、割安株、景気敏感株の全てがウォッチ銘柄に含まれていて変化の兆候に気づけたことと、「割安株はどうせ上がらない」と決めつけず、素直に流れに乗ったことだと思っています。
長期的に見れば成長株の方が大きな利益をもたらしてくれるという思いは変わりませんが、成長株が売られ割安株・景気敏感株が買われる時期も来ます。その時はその流れに身を任せてみることも大切なことです。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。