12月20日の日本株
週明け12月20日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、後場は一段安となり、大幅続落となりました。日経平均株価の終値は先週末比607円87銭安の27937円81銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。
値上がり銘柄456に対し値下がり銘柄3553と全面安の展開、年初来高値更新銘柄は10、年初来安値更新銘柄は181まで増加しました。
ADA指数は9.9%となり、先週末の7.9%から増加しました。ただし、これは含み益のある銘柄の益出しをしたことによる影響が大きく、現状の9.9%が実態に近い数値です。保有株の売却や新規空売りを実行しており、ロング・ショート戦略を継続しています。
上級者以外は安易に手を出さない方が無難
個別銘柄をみると、ほとんどの銘柄が下降トレンドになっていて、とてもではないですが「買って取れる」状況ではありません。我慢して保有し続ければするほど損失が膨らみますし、ちょっとした切り返しを「底打ちか?」と買ってみるとすぐ失速して損切りする、という、何をやっても損をしてしまうような状況です。
また、マザーズ指数の連日の年初来安値更新をみると、中小型成長株はかなり厳しい状況になっていて、損切りせず保有を続けていると多額の含み損を抱えた塩漬け株でどうにもならない状況になってしまいそうな感じを受けます。
どうにも上手く行かない・・・というときは、下げ相場だったということが多いわけで、利益を得ようという気持ちは捨て、損失を最小限に抑えるという方にシフトするようにしましょう。そもそも利益を得難いときに勝負に行くのは完全なる負け戦になります。
シカゴ日経平均先物は、20日の日本株よりだいぶ高くなっていて、21日は反発してスタートしそうですが、これを「底打ち」と決めつけて大量に買い向かうようなことは私はしません。よっぽど腕に自信のある上級者でなければ、しっかりとした買い手が入ったことを確認できた段階、つまり25日移動平均線を超えるまでは安易に手を出さない方が無難だと思います。
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