日本株大幅反落ー2021年12月17日の日本株と今週の投資戦略

12月17日の日本株

週末12月17日の日本株は、寄り付きから安く始まり、その後も下げ幅を広げる展開となりました。日経平均株価の終値は前日比520円64銭安の28545円68銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は4%近い大きな下げとなりました。

値上がり銘柄984に対し値下がり銘柄2891と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は20、年初来安値更新銘柄は78でした。

ADA指数は7.9%となり、前日の17.1%から低下しました。木曜日の上昇を受けある程度買い仕込みましたが、金曜日の急落で大部分が手じまいとなりました。

インフレ懸念をどう折り込むか?

個別銘柄をみると、一部上昇トレンド銘柄もあるものの総じて軟調で、勝負に行ける状況には程遠いです。

いつ底打ちしてもおかしくはないため、木曜日のように上昇トレンドに転じた銘柄があれば買ってみますが、結局金曜日のようにすぐ下落し、損切りとなってしまいます。

今は下げ相場であるということを認識しつつ、強い銘柄についてはあまりポジションを膨らませない程度に乗ってみる、ということを続けるほかないように感じます。

週末のアメリカ株は大きく下落し、いよいよインフレ懸念を織り込みに行くのか注目されます。利上げが続けばさすがに株式市場にも悪影響が及ぼされるのは必至でしょうから、当面の間は守り優勢でいくのがよさそうです。

もちろん、下げ相場の途中であっても数ヶ月ほど続く上昇局面もあることが多いので、強い銘柄についてはひとまず乗ってみる、というのは個人的には続けていこうとは思っています。

大底を狙って買い向かうのはどうも勝算が低いように思いますから、下降トレンドの間は手を出さず、上昇トレンドに転じるのを待ってから動いたほうが安全だと思います。くれぐれも無理をした勝負をしないようにしましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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