火柱高をする銘柄が目立つー2021年11月16日の日本株

11月16日の日本株

11月16日の日本株は、日経平均株価が一時30000円に迫る局面もありましたがすぐ押し戻され、小幅高で終えました。日経平均株価の終値は前日比31円32銭高の29808円12銭でした。
TOPIXも小幅高、マザーズ指数は1%超の上昇となりました。

値上がり銘柄1843に対し値下がり銘柄1981とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は87、年初来安値更新銘柄は74でした。

ADA指数は44.2%となり、前日の46.1%から少し低下しました。新規空売りをしたものもそれなりにあり、実質的な買いポジションは50%くらいはあります。あまり無理をせず、それでも利益はしっかり出せる丁度良いポジションの状況だと現時点では感じています。

株は勢いがついてからが本番

個別銘柄をみると、レーザーテック(6920)、スノーピーク(7816)、FRONTEO(2158)、パーソルホールディングス(2181)、ケイアイスター不動産(3465)、JMDC(4483)、オリエンタルランド(4661)、バリューHD(6078)、アンビスホールディングス(7071)など、私の保有株の中に高値更新となるものが結構ありました。

また、下降トレンドだったものが急上昇する、というケースもかなり目立ってきていて、まさに火柱高の上昇がそこかしこで起きているという印象です。

私自身、下降トレンドから急騰するような銘柄は、急騰後に買っても移動平均線からのかい離が大きくリスクが高いので買いませんが、上昇トレンドをキープする限り決算発表前後も保有をし続けた結果、決算発表後に大きく上昇する、というケースはかなり多いです。

本ブログを毎日ご覧いただいている方はお気づきかも知れませんが、私が紹介している「高値更新銘柄」は、顔ぶれが結構同じだったりします。
ということは、一たび株価が高値を更新すると、その後もずっと上がり続けることが多いという事実を示しているのです。実際、株は上がらない時はテコでも上がりませんが、本格的な上昇が始まると、まさに誰も止められないような上昇が続くことがよくあります。

このことを「モメンタム」と呼んだりもしますが、要は株と言うものは上がり始めると勢いがつき、大きな上昇につながりやすいという特徴があります。この特徴を理解した上で、上昇トレンドの銘柄を保有し続ければ、いつかは大きな上昇に巡り合う可能性は高いです。

決算発表で急落するものももちろんありますが、決算発表をきっかけにして大きな上昇をスタートさせた銘柄の方が多いように感じます。もしそうした銘柄を持てているのであれば、中途半端に売らず、上昇が続いている限りは持ち続けて利益を伸ばしたいものです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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