まちまちの動きー2020年8月17日の日本株

<今日の日本株>
週明け8月17日の日本株は、朝方から安く始まり、その後も下げ幅を広げる展開となりました。日経平均株価の終値は先週末比192円61銭安の23096円75銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は小幅に上昇しました。

値上がり銘柄1433に対して値下がり銘柄2332と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は54、年初来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は61.4%となり、先週末の69.3%から低下しました。先週買った銘柄の一部はすでに動きが弱ってしまったので、そうした銘柄は売却し、膨らませすぎたポジションを少し調整しました。

 

<強い銘柄はまだまだあるが・・・>
個別銘柄の動きをみると、エラン(6099)、アイティメディア(2148)、オイシックス・ラ・大地(3182)、BASE(4477)、ライドオンエクスプレスホールディングス(6082)、フィードフォース(7068)など高値更新となる銘柄もそこそこありました。

ただ一方で、強かった銘柄が失速して下降トレンドに転じる動きもやや目立つようになってきました。

つまり、上昇トレンドが続く強い銘柄もまだ残る一方、下降トレンドに転じてきている失速銘柄も増えつつあるということです。

また、業績悪化・出遅れ銘柄の動きは今日もあまりさえませんでした。

本日のニュースで、日本のGDPの落ち込みが戦後最大、と報道されていて、株式投資を始めたばかりの方は「いったいこんな状況で株式投資をやっていて大丈夫なの?」と思うかもしれません。

しかし、全然大丈夫ですし、全く問題ありません。GDPが大きく落ち込むことなど、マーケット参加者は前から分かっていた話ですし、仮にこのニュースがきっかけで株価が調整局面に入れば、個別銘柄も下降トレンドに転換しますから、そうなってから持ち株を売ればよいだけです。

はっきり申し上げて、ニュースや報道、予想をもとに株式投資をすると、ほとんど負けます。
私が今年に入って利益を伸ばせているのは、予想が当たったからではなく、上昇トレンドが続く銘柄を持ち続けていることができているからです。

誰がBASE株がこんなに短期間に株価上昇すると思いましたか?でも、25日移動平均線超え直後に買い、25日移動平均線超えが続く限り持ち続けていれば、買値から5倍以上になっているのです。
もし、余計なことを考えて「さすがにそろそろ頭打ちになるはず」などと上昇途中で売却してしまった方は、もう買い直すチャンスを与えてもらえませんでした。

株価のトレンドに逆らうのではなく、トレンドに沿って行動する・・・これだけで大きな利益が得られるのに、こんな単純なことすらほとんどの個人投資家ができていない、これが実態です。

将来を予想するのではなく、ニュースをみて一喜一憂するのではなく、株価の動きをみて売買をするのが、最も安心・安全かつ利益を得ることができる方法だと私は思います。もちろん将来の成長が期待できる銘柄を選定することも忘れないようにしましょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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