11月12日の日本株
11月12日の日本株は、寄り付き直後から大きく上昇し、その後も高値圏をキープしました。日経平均株価の終値は前日比332円11銭高の29609円97銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄2815に対し値下がり銘柄1083と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は73、年初来安値更新銘柄は74でした。
ADA指数は43.8％となり、前日の24.6％から大きく上昇しました。上昇トレンド転換銘柄の新規買いに加え、空売りをかなり買戻ししたことが大きな要因です。
強い銘柄のみをしっかりと追いかける
個別銘柄をみると、パーソルホールディングス（２１８１）、ケイアイスター不動産（３４６５）、インターネットイニシアティブ（３７７４）、シグマクシス・ホールディングス（６０８８）、リクルートホールディングス（６０９８）、アンビスホールディングス（７０７１）など高値更新となる銘柄もいくつかありました。
また、まだまだ年初来安値更新銘柄は多いものの、特に建設株など、下降トレンド銘柄の反発が目立ち、25日移動平均線を上抜けてくる銘柄も増えてきました。
木曜、金曜の動きで再び日本株はだいぶよい動きになりつつありますので、週明けの株価に大いに期待したいものです。
もちろん、強い株は強く、弱い株は弱いという二極化の状況は続いていますから、弱い株を大事に抱えて上昇するまで我慢するというのは避けるべきで、現時点で上昇トレンドにある銘柄を買ってしっかり保有することで利益を伸ばすことを考えるようにしましょう。
また、上場来高値を更新する銘柄もありますが、こうした株が高値更新後数日間下げ続けることもよくあります。こんなとき、つい売りたくなってしまいますが、上場来高値更新銘柄は最も強い動きをしている株ですから、せめて25日移動平均線割れまでは売らずに粘った方がよいと個人的には思っていますし、私自身そうしています。
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