日本株・騰勢強める-2017年6月1日の日本株

<今日の日本株>
6月1日の日本株は、大きめの値上がりとなり、日経平均株価の終値は前日比209円46銭高の19860円03銭となりました。TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2619に対し、値下がり銘柄927と、騰落レシオがまだ130%と高水準にあるにもかかわらず、全面高に近い展開となりました。年初来高値更新銘柄はかなり増加して221、対して年初来安値更新銘柄は27とだいぶ減少しました。

今日のADA指数は72.7%となり、前日の68.7%から上昇しました。新たに上昇トレンドの銘柄をいくつか新規買いしたためです。

<個別銘柄の上昇が止まらない!>
個別銘柄の動きをみると、強い銘柄の上昇が止まりません。リンクアンドモチベーション(2170)、GMOクラウド(3788)、ベネフィット・ワン(2412)、WDBホールディングス(2475)など軒並み高値更新、ローム(6963)も2年ぶりの高値更新まであと10円に迫り、光通信(9435)も2ヶ月半ぶりの直近高値更新となっています。

もともと、日本株は二極化相場になりつつあり、強い銘柄は強い動きを続けていましたが、今日の動きをみると、全面高に近い状況であり、再び騰勢を強めることも大いにあり得ます。

ただ、騰落レシオがまだ130%と高水準にありますから、全ての銘柄が上昇するとも思えず、今まで通り上昇トレンドにある強い銘柄をそのまま保有しておくことが得策です。

<ここから買うならどうする?>
私のブログでは日々ADA指数を更新しています。これを見れば、私がここ最近ずっと日本株に対して投資可能資金の70%以上を投資していて、強気を維持してきたことが分かると思います。

では、現時点であまり日本株に投資できていない場合、どうすればよいでしょうか?
もし私がそのような状況に置かれていたとしたら、次のような銘柄を買います。
・上昇トレンドだが、25日移動平均線からのかい離率が大きくなっていない(おおむね5%程度)
・最近になって上昇トレンドに転じた銘柄のうち、月足チャートが右肩上がりの上昇になっているもの

やはり、騰落レシオがすでにピークアウトしていることから見ても、調整局面入りの可能性はあります。したがって、株価が下がって25日移動平均線を割り込んだらすぐに売却することを前提にすれば、売却の際の損失が大きくならないような銘柄に投資しておくのが重要です。

つまり、ここから全体相場が上昇したとした場合により上昇が見込めやすく、全体相場が下落した場合の損失ができるだけ小さくなるような銘柄を選ぶということです。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事