11月1日の日本株
11月1日の日本株は、衆議院選挙で自民党が単独過半数の議席を確保し、自公政権が継続となり政局の混乱は避けられたことを好感し、寄り付きから大幅高となりました。その後もじり高の展開となり、日経平均株価の終値は先週末比754円39銭高の29647円08銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄2955に対し値下がり銘柄954と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は64、年初来安値更新銘柄は21でした。
ADA指数は62.1%となり、先週末の34.8%から大きく上昇しました。25日移動平均線を明確に超える銘柄が続出し、日経平均株価も10月20日の戻り高値を更新したため、まとまった買いを実行しました。
日経平均株価は戻り高値更新
個別銘柄をみると、私の保有株に高値更新となるものが相次ぎました。ウエストホールディングス(1407)、エスプール(2471)、オープンハウス(3288)、ケイアイスター不動産(3465)、JMDC(4483)、フジミインコーポレーテッド(5384)、M&Aキャピタルパートナーズ(6080)、リクルートホールディングス(6098)、ソニーグループ(6758)、ジェイリース(7187)、建設技術研究所(9621)などで、ここまで多くの銘柄が同じ日に高値更新となったのは最近は記憶にありません。
また、日経平均株価やTOPIXも、10月20日につけた戻り高値を突破して上昇していているため、少なくともチャート上では上方向に向かう可能性が高まったといえます。ここ最近はなかったほどの利益の増加幅になっていて、潮目が変わったような感じがします。
もちろん、株と言うのは明日急落するかもしれないし、どう動くかを予想することは極めて困難なので、本日の買いが報われるかどうかは、後になってみないと分かりません。しかし、日経平均株価の株価チャートや、25日移動平均線超えが相次いだ個別銘柄の動きから察するに、このタイミングでは一旦まとまった数量の買いを入れておくべきと判断しました。
逆に、もう少し様子見をしたりすると、かなり高いところで買う羽目になってしまいリスクが上昇します。もしかしたら、様子見をしばらくした後「これは本格上昇で間違いない」と高値で買った後に急落してしまう可能性だって十分に考えられるのです。
だとしたならば、変化の兆候や潮目の変化を感じたら、それが正しいものかどうかを確認する前にとりあえずまとまった数量の株を買っておかなければ間に合わない可能性が高いです。個人的には、そのタイミングが今日(11月1日)であったと今のところ感じています。
買った後の対処法はいつもと同じです。株価が上昇を続けるならば保有継続で利益を伸ばしますし、株価が下落して損切りラインに達したら速やかに損切りして損失拡大を防ぎます。
何か変化の兆しを感じたならば、しばらく様子を見てから動くのではなく、変化の兆しを感じた時点で速やかに行動すべきです。そうすれば相対的に安く買えますし、もし失敗だったとしても損失を最小限に抑えることができます。そのためにはやはり25日移動平均線超えの直後の買いが望ましいといえます。
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