変化を感じる動きにー2021年10月15日の日本株と今週の投資戦略

10月15日の日本株

10月15日の日本株は、朝から大きく上昇し、その後もじり高の展開となりました。日経平均株価の終値は前日比517円70銭高の29068円63銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。

値上がり銘柄3274に対し値下がり銘柄618とほぼ全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は39、年初来安値更新銘柄は15でした。

ADA指数は31.7%となり、前日の7.6%から大きく上昇しました。25日移動平均線超えの銘柄が一気に増加したため、それらの新規買いや、ヘッジの空売りを外したりしたことによります。

勝算は微妙だがある程度の勝負に行くべきか

個別銘柄をみると、エスプール(2471)、オープンハウス(3288)、リクルートホールディングス(6098)、アンビスホールディングス(7071)など高値更新となる銘柄が散見されました。
そしてなんといっても注目すべきは、木曜日とは全く異なる動きになったという点です。

木曜日は、日経平均株価こそ上昇しましたが個別銘柄には波及せず、年初来安値更新銘柄が100近くもあるという弱い状況でした。これが15日金曜日になると、個別銘柄も一斉に上昇し、大幅高となるものや25日移動平均線を超えているものも一気に増加し、明らかに木曜日とは異なる動きになりました。

日経平均株価はまだ25日移動平均線を回復していませんが、個別銘柄の動きはそれを先取りしているようにも感じます。ただ、日経平均株価も個別銘柄も、上昇のスピードが急速なため、25日移動平均線を超えてもその後すぐ失速してしまい、買った株が損切りとなってしまう恐れもあります。

そういう意味で、勝算が高いとも感じることができず、5分5分のような感触ではありますが、でも25日移動平均線を超えてくる銘柄が一気に増加したことは無視できない事象のため、週明けはポジションをさらに増やしてある程度の勝負に行くつもりです。

株式投資に100%ということはなく、その代り勝算が高いと思われるときに勝負に行くことで利益をできるだけ大きくすることを目指します。今回は、金曜日の個別銘柄の値動きをみて、かなり日本株に買いが入った可能性が高いと判断し、ポジションを積み増すこととしました。

皆さんがどのようにされるかは自己責任でお願いしたいのですが、私は買ってみてダメならさっさと損切りして損失を最小化するつもりです。バッターボックスに立たなければヒットもホームランも打てませんから、今回もバッターボックスに立ってみたいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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