9月21日の日本株
3連休明け9月21日の日本株は、中国恒大集団の経営不安を嫌気してアメリカ株が急落した流れを受け、寄り付きから大きく下げて始まりました。多少戻る局面もあったものの引けにかけて再び売られ、日経平均株価の終値は先週末比660円34銭安の29839円71銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅安となっています。
値上がり銘柄603に対し値下がり銘柄3373と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は45、年初来安値更新銘柄は23でした。
ADA指数は52.2%となり、先週末の57.2%から低下しました。株価下落を受け、25日移動平均線を割り込んだ銘柄などを売却したことによります。
思っていたほどは下がらなかったが・・・
個別銘柄をみると、マーケット全体が大きく下げる中、オープンハウス(3288)、ベイカレント・コンサルティング(6532)など高値更新となるものもありました。
また、年初来高値更新銘柄が45もあったり、多くの銘柄が朝方の安値から切り返して陽線で引けているなど、当初覚悟していたよりは個別銘柄の下げは限定的と感じました。
ただ、昨晩のアメリカ株は上昇から最後は下落に転じるなど、まだここからの株価調整は大いに考えられるところであり、ルール通り動くことで、損失をできる限り最小限に食い止めることが必要となります。
一方、ここまで日本株も大きく上昇していたことから、今回の下げで押し目を形成しているのも事実であり、大きく上昇してしまって買いそびれた銘柄が25日移動平均線とのかい離を縮小する場面は押し目買いのチャンスともなります。
ここからさらに大きく下げるかも知れませんし、程なく反発に転じるかもしれません。どうなるかは分かりませんので、決め打ちすることなく株価の動きに逆らわずに自然体で動き、ルールに従い売るべきものは売り、買いチャンスが到来したものは買いを検討する、というようにしたいものです。狼狽売りやパニック売りをしないようにしたいですし、逆に売るべきタイミングで売れずに塩漬け株をつくらないようにもしましょう。
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