9月3日の日本株
週末9月3日の日本株は、朝から上昇してスタートし、昼頃の「菅首相が自民党総裁選に不出馬」のニュースを受け、後場は大幅高となりました。日経平均株価の終値は前日比584円60銭高の29128円11銭と、2ヶ月ぶりに29000円台を回復しました。
TOPIXも大幅高となりましたが、マザーズ指数は小幅安でした。
値上がり銘柄2803に対し値下がり銘柄1063と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は139、年初来安値更新銘柄は10でした。
ADA指数は66.1%となり、前日の71.8%から低下しました。特に弱気に傾いたわけではなく、25日移動平均線からのプラスかい離が大きかった保有株につき、5日移動平均線割れでヘッジ空売りを入れたことなどが理由です。
高値掴みには引き続き注意
個別銘柄をみると、ベネフィット・ワン(2412)、レーザーテック(6920)、東映アニメーション(4816)、カチタス(8919)など高値更新となるものも散見されました。また、それ以外にも、株価が一段高となるものが目立ちました。
全体で見ても、7割ほどの個別銘柄が上昇トレンドにあるものと思われ、いよいよ株さえ持っていれば利益が増える全面高に近い展開となってきました。
ただ、短期的には株価がだいぶ上昇していて、日経平均先物は週末時点で29580円まで達しています。保有している株は上昇トレンドが継続する限り保有しつつ大きく上昇したものは一部利確、新規買いをするならできるだけ押し目を狙うか、移動平均線からのかい離が小さいものを買うようにしましょう。
TOPIX(東証株価指数)が3月の高値をわずかながら上抜き、バブル崩壊後の戻り高値を更新しました。これは今後の株価上昇が大いに期待できる展開です。8月20日を境に、うって変わって利益が取りやすくなりました。株と言うのは取れない時はいくら頑張っても取れませんが、取れるときは株を持っているだけで利益が取れます。取りやすい時期にしっかり利益を取っておきましょう。
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