8月4日の日本株
8月4日の日本株は、終日弱含みの小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比57円75銭安の27584円08銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄963に対し値下がり銘柄2863と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は57、年初来安値更新銘柄は94でした。
ADA指数は28.0%となり、前日の34.1%から低下しました。下降トレンドに転じた保有株を売却するなどしたためです。
株価急騰した株の飛び乗りはリスクと相談のうえで
個別銘柄をみると、ウエストホールディングス(1407)、グリムス(3150)、TDCソフト(4687)、フジミインコーポレーテッド(5384)などが高値更新となっていますが、マーケット全体でみれば、下降トレンドの銘柄の方が圧倒的に多く、年初来安値更新銘柄も100近く出ていますからかなり弱い相場です。
それでも、例えば日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の海運大手3社が、決算発表により急騰して高値更新そろい踏みになるなど、局地戦は繰り広げられています。
こうしたものにうまく乗ることができれば利益も得られますが、今回のように株価急騰に飛び乗らないといけないケースもあります。私自身も先週金曜日と月曜日に海運株を買いましたが、いつものルールであれば25日移動平均線からのかい離が大きいので買わないタイミングでした。
しかし、驚愕の好決算で、配当金もかなり大きい金額だったので、飛び乗ってもさらなる上値があると思い、ルールを逸脱して買いました。このとき、損切りにより撤退した場合の損失を見込み、それを許容できると判断したので飛び乗りました。
もし何も考えずに株価急騰時に飛び乗り、失敗した場合、損切りをせずに放置して塩漬け株になってしまうことも十分ありますので、買い仕掛けがうまくいかなかった場合にそれを許容できるか、そしてどう動くのかを買う前にあらかじめ決めたうえで飛び乗るようにしましょう。
なお、海運大手3社のうち、川崎汽船の株価は他の2社に比べあまり上昇していません。この理由と、今後の展望について明日8月6日の朝に発行する無料メールマガジンで取り上げておりますので、まだ登録されていない方は、ぜひ下記のリンクからご登録ください。
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