8月3日の日本株
8月3日の日本株は、大きく下落して始まり、その後やや戻すものの弱含みで推移しました。日経平均株価の終値は前日比139円19銭安の27641円83銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1196に対し値下がり銘柄2596と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は67、年初来安値更新銘柄は46でした。
ADA指数は34.1%となり、前日の29.4%から上昇しました。多少の新規買いと、空売りの買い戻しを行いました。引き続きロング・ショート戦略をとっていますが、空売りがだいぶ減ってきています。
引き続きポジションを膨らませず様子見
個別銘柄をみると、引き続き日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の大手海運3社が高値更新、他にもSBSホールディングス(2384)、三井倉庫ホールディングス(9302)、ウエストホールディングス(1407)、ベネフィット・ワン(2412)などが高値更新となっています。
ただ、引き続き全体としては下降トレンド銘柄の方が多く、上昇トレンド銘柄は全体の2~3割といったところです。
また、鉄鋼株が強く、成長株から景気敏感株に若干物色対象が移りつつある感じもします。
相変わらず、トレンドがはっきりしない中、日々上がったり下がったりしている銘柄が多く、下手に手を出すとすぐ損切りとなり、小さい損失が積み重なりやすい状況です。
したがって、とりあえず買ってみよう、というような安易な買いは慎んだ方が良いですし、買うのであれば失敗して損切りとなる可能性を覚悟して買うべきです。
ポジションは膨らませ過ぎず、基本は上昇トレンドの銘柄のみを保有して様子見、という感じにしておくのが無難です。
また、足元は決算発表シーズンですが、業績が良くても売られるケースも目立ちます。決算発表で急落する可能性も少なくありませんので、決算発表直前での新規買いはできるだけ避けておいたほうが安全と思います。
ストレスのたまる動きが続きますが、利益を得ることよりも損失を膨らませないことを重視して、無理をしないようにしましょう。
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