7月26日の日本株
4連休明け7月26日の日本株は、寄り付き大幅高で始まって28000円を超えたものの、その後すぐに失速し、上値の重さを感じる展開となりました。
日経平均株価の終値は前営業日比285円29銭高の27833円29銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅の上昇にとどまっています。
値上がり銘柄2836に対し値下がり銘柄1051と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は64、年初来安値更新銘柄は20でした。
ADA指数は38.5%となり、前営業日の12.4%から大きく上昇しました。新規買いに加え、空売りの買い戻しや、ヘッジ空売りのヘッジ外しなどを行ったことによります。
結局はいつも通りの二極化か?
個別銘柄をみると、ウエストホールディングス(1407)、明豊ファシリティワークス(1717)、オイシックス・ラ・大地(3182)、オープンハウス(3288)、東映アニメーション(4816)、ミダック(6564)など、高値更新となる銘柄も散見されました。
ただ、全体で見れば、朝方高く寄り付いた後値を下げる、陰線引けの銘柄が多く、上値の重さを感じざるを得ません。ソフトバンクグループ(9984)など、直近の安値を割り込んで下落を続けているものもあり、銘柄ごとの動きがまちまちで、強いものは強く、弱いものは弱い二極化相場の継続が続いているものと思えます。
私もさすがに空売り銘柄は半分ほど買い戻しをしましたが、では空売りを買い戻した勢いで今度は買いに回る(ドテン買い)かといえば、そこまではするつもりはありません。やはり弱い銘柄は25日移動平均線を超えるくらいはあっても、株価が上値を追って上昇を続けることはかなり少ないからです。
上場来高値を更新する銘柄も複数発生しているような状況ですから、地合いは決して悪くはありません。ただ、どの銘柄を選ぶかによって投資成績が大きく異なるのが今のマーケットです。くれぐれも弱い銘柄を大事に抱えて株価上昇を我慢して待つ、というのは避けるようにしましょう。あくまでも強い銘柄に乗って、その流れについていくことが肝要です。
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