日経平均株価は二番底か?-2018年11月21日の日本株

<今日の日本株>
11月21日の日本株は、前日のアメリカ株の大幅安を受け、日経平均株価は朝方300円以上下落しました。しかしそこからじり高の展開となり、急速に下げ幅を縮小し、終値は前日比75円58銭安の21507円54銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しましたが同様に朝安後は強い動きでした。

値上がり銘柄1237に対し値下がり銘柄2456と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は9、年初来安値更新銘柄は302でした。

ADA指数はマイナス32.7%となり、前日のマイナス25.2%から低下しました。保有株の売却や新規空売りの実行などによるものです。

 

<誰かが買い支えているとしか思えない動き>
個別銘柄をみると、下げた後反発できない弱い銘柄もあるものの、多くは朝安後反発してローソク足は陽線となっています。

日経平均株価やTOPIXなど株価指数も同様の形であり、二番底をつけての反発のようにも見えます。

個人的には、さっさと暴落してすっきりして、気持ちよく反発してもらった方がやりやすいのですが、どうも日本株を下げさせたくない力が働いているように感じてなりません。

形の上では反発しているものが多いので、積極的に攻めるのであれば、二番底割れ(一番底が近ければ一番底割れでもよい)で損切りとしたうえで買いで攻めるという戦略も考えられます。

しかし、確かに指数こそ二番底になりそうな形であるもののの、現に21日も年初来安値更新銘柄が300以上発生しており、それらの銘柄は一番底をつけていることになります。

したがって、すべての銘柄に対し攻めの姿勢を見せるのではなく、指数と同様二番底の可能性がある銘柄のみに、上記の戦略を使うのが良いと思います。

ちなみに、私はアメリカ株も含め世界的な株安が続いている中でアグレッシブに攻める気持ちにもなれないため、いつもどおり25日移動平均線を超えた銘柄のみ買うことにします。もし二番底形成に失敗するような弱い動きであれば、おそらく25日移動平均線までも戻れない動きになる可能性も高く、そのあたりを今後見極めていきたいと思います。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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