7月16日の日本株
週末7月16日の日本株は、日経平均株価が朝から大きく下げて始まり、後場戻る局面もあったものの引けにかけ再び売られました。日経平均株価の終値は前日比276円01銭安の28003円08銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しましたが、下落率は日経平均株価より小さく収まっています。
値上がり銘柄1893に対し値下がり銘柄1855とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は26、年初来安値更新銘柄は33でした。
ADA指数は31.0%となり、前日の30.4%からわずかに上昇しました。下降トレンドに転じた銘柄を売却する一方、上昇した空売り銘柄の買い戻しなどもあり、トータルのポジションはそれほど変動ないものの、中身は結構いじった感があります。
日経平均株価が弱く個別銘柄が強い展開が続くか?
個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)や明豊ファシリティワークス(1717)など、わずかながら高値更新銘柄も見受けられました。
また、個別銘柄全体でみると引き続き二極化相場なのですが、強い銘柄が次々と崩れる、というような状況にはなっておりません。実際、日経平均株価が300円近く下がっているにもかかわらず、値上がり銘柄が値下がり銘柄とほぼ同数であるのもその証左です。
週末のアメリカ株安により、シカゴ日経平均先物は27700円台まで下落しており、週明けの日本株も安く始まりそうです。ただ、ここ最近の動きのように、日経平均株価や日経平均株価への影響度の高い個別銘柄は弱いものの、それ以外の銘柄の中には強いものも結構ある、という状況が今週も続けば、日経平均株価が下がっても持ち株は上昇してプラスの成績となる・・・という可能性も十分あります。
もちろん、どうなるかは分かりませんので決め打ちせず、上昇トレンドの銘柄は保有し下降トレンドになったら売却するといういつも通りのことを淡々と続けるだけです。そもそも今年はそんなに儲からない相場なので、無理な勝負をして大きな失敗をすることこそ避けたいものです。
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