7月2日の日本株
7月2日の日本株は、上昇するも上値の重い展開となり、日経平均株価の終値は前日比76円24銭高の28783円28銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅上昇となりました。
値上がり銘柄2872に対し値下がり銘柄961と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は44、年初来安値更新銘柄は21でした。
ADA指数は48.1%となり、前日の52.6%から低下しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株の売却等をおこなったことなどによります。
相変わらず物色対象が定まらない展開に
個別銘柄をみると、オイシックス・ラ・大地(3182)、ラクス(3923)、東映アニメーション(4816)、ミダック(6564)などが高値更新となりました。
ただ、最近順調だったベイカレント・コンサルティング(6532)やレーザーテック(6920)が25日移動平均線を割り込むなど、強かった銘柄の失速が目立ち、トータルで見るとなかなか利益を得にくい状況が続いています。
2日は、最近上場したばかりの新規公開株が軒並み上昇するなど、物色対象が定まらない展開になっています。ただ、週明け以降どのような銘柄群が買われるかどうかは分からないため、引き続き上昇トレンド銘柄はしっかり保有を続け、下降トレンド銘柄は手を出さないようにしたいとおもっています。
アメリカの雇用統計の発表も無難に通過し、NYダウが高値更新となっている中で日本株はおいていかれている感が強くなっていますが、上昇トレンドの強い銘柄もそれなりにあるわけですから、そうした銘柄群には外国人買いも入っていると想定して我々もその動きに乗っていけるようにしましょう。そして、いつもと同じことですが、くれぐれも下降トレンド銘柄を買って、その後の下落に耐えようと思わないようにしてください。いつかは分かりませんが、いつか大きな下落局面が来たとき、下降トレンド銘柄はさらに大きな下落になり、致命傷を負ってしまいます。
まだ下げ相場に突入していない今だからこそ、いずれ来たる下げ相場に備えてしっかり売買ルールを決め、それを守れるようにしておきたいものです。
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