6月28日の日本株
週明け6月28日の日本株は、先週末の終値近辺での小動きに終始し、日経平均株価の終値は先週末比18円16銭安の29048円02銭でした。
TOPIX、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2599に対し値下がり銘柄1255と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は89、年初来安値更新銘柄は11でした。
ADA指数は64.4％となり、先週末の57.2％から上昇しました。新規買いもありましたが、空売りしている銘柄の上昇による買い直しが結構ありました。
深く考えずに淡々と動く方が上手く行く
個別銘柄をみると、SREホールディングス（2980）、ラクス（3923）、BuySell Technologies(7685)など高値更新となる銘柄も散見されますが、一方で株価が伸び悩むものも目立ちます。
上昇トレンドが続く強い銘柄もそれなりにあるのですが、強い銘柄の中にも、さらに伸びるものと失速するものがあり、はっきり言ってどの銘柄が上がってどの銘柄が上がらないかは分かりませんし、分からないのだから下手に読むべきではありません。
上昇トレンド銘柄を保有し、株価が伸びれば保有を続け、伸び悩んで下げに転じてトレンドが転換したら売ればよいだけで、「株価は下がっているけど業績が絶好調だから持っておこう」などという余計な考えは持たず、淡々と動いたほうがおそらく上手く行きます。
もちろん業績が良い方が株価が上がりやすいのは間違いないのですが、それでも業績が良いのに上がる銘柄と上がらない銘柄があり、この区別を事前に正確に行うことはわれわれ個人投資家には不可能です。だから株価のトレンドに従う、つまり大口の投資家の動きについていくのが最も安全なのです。
なお、最近弱い動きだった銘柄群、例えば鉄鋼株や建設株なども反発に転じてきていて、25日移動平均線を上回るものも出てきました。この動きが本物かどうかは分かりませんが、個人的にはある程度はひとまず乗っておこうと思っています。
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