6月22日の日本株
6月22日の日本株は、前日の急落から一転して急反発となりました。日経平均株価の終値は前日比873円20銭高の28884円13銭でした。
TOPIXも大幅高、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄3542に対し値下がり銘柄396と全面高の展開、年初来高値更新銘柄は56、年初来安値更新銘柄は18でした。
ADA指数は41.7%となり、前日の26.1%から上昇しました。新規買い、および空売りの買い戻しによるものです。
何もしないのが正解だったわけではない
個別銘柄を見ると、商船三井(9104)の2022年3月期業績上方修正の発表により同社や川崎汽船(9107)が高値更新、ビューティガレージ(3180)、メック(4971)、トレックス・セミコンダクター(6616)、SREホールディングス(2980)なども高値更新となっています。
また、年初来安値更新銘柄が18まで激減しており、ひとまず月曜日の下落で短期的には一旦の底打ちとなった可能性が高いです。
ところで、月曜日の急落から一転して火曜日は反発したわけですが、皆さんはこの間、どのような行動をされたでしょうか。
急落してもすぐ戻ったわけだから、何も動かないのが正解だった、と思われる方も少なくないと思いますが、私はそうは思いません。
月曜日に急落した後、火曜日以降さらに株価が大きく下がるかもしれなかったからです。
でも、火曜日以降さらに株価が大きく下がるかも知れないので、月曜日の急落をみて、保有株を全部売ってしまう、というのもどうかと思います。
要は、月曜日に急落した後、火曜日以降どうなるかは月曜日の時点では分からないのです。分からないのに「すぐ戻る」とか「さらに下がる」と決めつけてしまうと、それが外れたときのダメージが大きくなってしまいます。
ではどうすればよいのか?火曜日以降、上がっても下がっても対応できるようにしておくのです。具体的には、月曜日の下げで、下降トレンドになったものは売却するが、上昇トレンドを維持しているものは売らずに保有するのです。
そして、火曜日以降株価が下落して、上昇トレンドから下降トレンドに転じた銘柄が出たらその時売ればよいのです。
こうすれば、火曜日以降株価が下落しても対応できますし、株価が急反発しても、月曜日の時点で上昇トレンドの銘柄は売らずに保有していますからその後の上昇の恩恵を受けられますし、火曜日以降に上昇トレンドになった銘柄があればその時に買えばよいのです。
将来どうなるか予想するのではなく、将来どう動いても対応できるようにする・・・、これが株式投資で大きな失敗をせずに利益を得るために必要なことです。
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