4月15日の日本株
4月15日の日本株は、上値の重い展開となり、日経平均株価の終値は前日比21円70銭高の29642円69銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2020に対し値下がり銘柄1794とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は69、年初来安値更新銘柄は23でした。
ADA指数は52.4%となり、前日の57.6%から低下しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株を売却するなどしたことによります。
指数以上に個別銘柄の動きは悪い
個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)、SREホールディングス(2980)、スノーピーク(7816)など高値更新となる銘柄もありますが、逆に決算発表により株価が急落し、中には年初来安値更新となっているものも目立ちます。特にマザーズ銘柄に株価が急落するものが多くあります。
日経平均株価はしばらくの間横ばいで推移していますが、個別銘柄のチャートをみると、下降トレンドになっているものの方が多く、かつその割合が日増しに高まっているように感じます。
また、2,5,8,11月決算企業の決算発表が昨日終わりましたが、決算を受けて株価が急落するものが多いことから、3月決算企業についても今後注意が必要です。
決算の結果、株価がどう反応するのかは一義的にはいえないものの、おおまかな傾向として言えるのは、決算発表前の株価の動きが弱いほど、決算内容が悪い可能性が高いです。
昨日の値下がり率ランキング上位銘柄の株価チャートをみると、順調に上昇していて突然下落したものもありますが数は少ないです。多くはなだらかに下落していたり、ほぼ横ばいで推移しているものです。
このことは銘柄選択にも役立てるといえ、弱い銘柄が25日移動平均線を超えてきたからと言って新規買いすると、株価はその後全然伸びなかったり、すぐに下げに転じて損切りになってしまうことが増えてしまうと思われます。
弱い銘柄の立ち上がりを狙うよりも、上昇している銘柄の押し目を待った方が、成績がよくなるものと現時点では感じます。
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