4月14日の日本株
4月14日の日本株は、弱含みのもみ合いとなり、小幅な値動きでした。日経平均株価の終値は前日比130円62銭安の29620円99銭でした。
TOPIXも下落しましたがマザーズ指数は1.5%ほどの上昇となりました。
値上がり銘柄1499に対し値下がり銘柄2334と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は68、年初来安値更新銘柄は52でした。
ADA指数は57.6%となり、前日の61.2%から低下しました。株価が値下がりして下降トレンドになった保有株を売却したことが主な理由です。
トレンドが出ないと利益は出せない
個別銘柄をみると、SREホールディングス(2980)、スノーピーク(7816)など高値更新となる銘柄もあるものの、一方で年初来安値更新銘柄が52も出ているなど、銘柄によりバラバラな動きです。
そしてカテゴリーごとの状況をみても、ここ最近は景気敏感株が弱く、中小型成長株が反発しているように思えるものの、明確な上昇に向かうかな、と思ったら翌日すぐ失速してしまうなど、とにかく明確なトレンドが出ないという状態が続いています。
株式投資は買った株が買った株価よりも上がらなければ利益となりません。そのためには、ある程度の期間継続する上昇トレンドが必要になります。
ところが現在は、確かに明確な上昇トレンドの銘柄もありますが、それは少数で、多くは下降トレンドか、25日移動平均線近辺でのもみ合いになっています。
私自身も、25日移動平均線超えで買ったもののすぐしっそくして25日移動平均線割れで撤退、というケースがかなり多くなっています。要は、上昇トレンド銘柄に種まきしても、芽が出て成長する銘柄はわずかしかないというのが今の状況です。
もし、全面高の相場なら、株を持ち続けるだけで利益になりますし、買われているカテゴリーが明確な二極化相場なら買われている株をしっかりと持っていれば利益を得られます。
しかし今は上昇トレンド銘柄もそれなりにあるとはいえ、買われているカテゴリーもマチマチですし、まさに日替わりのように買われる銘柄群も変わります。そして上昇トレンドになったと思ったら失速してしまうケースも多々あります。
このようなときは、あまりドタバタ動かないようにすることが大事です。むやみに株を買ったり売ったりするのではなく、しっかりとルールを守って売買すること、そして売買の回数を少なくするため、特に売却や損切りの際の25日移動平均線割れ、というルールは若干緩和しても良いかもしれません。
なかなか利益がでづらくストレスのたまる状況が続きますが、今はトントン程度でも十分だ、という気持ちでいましょう。無理に利益を取りに行くと返り討ちにあいかねませんので。
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