4月6日の日本株
4月6日の日本株は、寄り付きこそ高く始まったものの、その後は終日売りに押される展開となり、日経平均株価の終値は前日比392円62銭安の29696円63銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄809に対し値下がり銘柄3111と全面安に近い形、年初来高値更新銘柄は75、年初来安値更新銘柄は17でした。
ADA指数は51.1％となり、前日の74.1％から大きく低下しました。25日移動平均線割れの銘柄を売却したほか、25日移動平均線はかろうじて超えているものの動きが悪い銘柄も売却し、動きやすいよう少し身軽にしました。
目先的には反発しやすいが・・・
個別銘柄をみると、物語コーポレーション（3097）、オープンハウス（3288）、レーザーテック（6920）など高値更新となる銘柄もあるものの、多くは朝高から陰線を引いて下落し、下降トレンドに転じるものも目立ちました。
ただ、6日騰落レシオなどのテクニカル指標からは、目先的には反発しやすい地合いになっており、ここからいち早く飛びぬける強い銘柄や業種を観察しておきたいところです。
景気敏感株・割安株の多くが25日移動平均線を割り込んでいますが、まだ上値が残っているのであれば、早晩再び25日移動平均線を超えてきますので、そのタイミングは見逃さないようにしたいと思います。
また、景気敏感株で最も強いのは海運株と思われますので、これが先行指標として高値更新となるかどうかには注目しておきたいです。
ここ最近、寄り付きの高値で買うと、思わぬ高値掴みになってしまうことも多いため、新規に買う場合は上昇トレンドかつ安いところを拾うことを心掛けたいものです。
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