日経平均株価30000円回復ー2021年4月5日の日本株

4月5日の日本株

週明け4月5日の日本株は、朝方から大きく上げて始まり、日経平均株価は終日30000円を維持しました。終値は先週末比235円25銭高の30089円25銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅な上昇にとどまっています。

値上がり銘柄2555に対し値下がり銘柄1317と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は105、年初来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は74.1%となり、先週末の71.9%から上昇しました。銘柄入れ替えが主で、弱い銘柄を売り、上昇トレンドになった銘柄を買いました。

投資する銘柄をどう絞るか

個別銘柄をみると、物語コーポレーション(3097)、FOOD&LIFE CAMPANIES(3563)、レーザーテック(6920)などが高値更新となっています。
また、海運株が大きく上昇したり、銀行株も軒並み上昇しており、最近軟調だった景気敏感株・割安株の中に強い銘柄が目立ってきました。

ここ最近は、成長株・ハイテク株優位の流れである一方、5日は景気敏感株・割安株も強くなっていて、上昇トレンドの銘柄が増えています。
こうなると、限られた資金をどの銘柄に投資するかが非常に悩ましい問題です。

私は成長株・ハイテク株に一旦シフトしましたが、ここ2~3営業日で景気敏感株・割安株にも資金を回し、両者をバランスよく保有することとしました。

今は日によって成長株・ハイテク株が優位だったり景気敏感株・割安株が優位だったりと、物色対象が目まぐるしく入れ替わります。そんな中、日々の株価の動きに翻弄されてしまうと無駄な売買が増え、結局は損をしてしまいます。

もちろん、どちらかに絞るという戦略もありますが、絞った結果が裏目に出た場合の金銭的、精神的ダメージも大きくなるので私は両者をバランスよく保有することとします。
無論、どちらかの銘柄群が弱くなって下降トレンドになれば、それらを売却することでポジションが偏りますが、今のようにどちらの銘柄群も上昇トレンドになっているようなときは、決め打ちせずに明確な変化の兆しが出るまでしばらく状況をみたいと思います。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事