3月2日の日本株
3月2日の日本株は、寄り付き大きく上昇し、日経平均株価は30000円を伺う動きとなりましたが、その後は下落に転じ、朝方の高値から600円幅の下落となりました。日経平均株価の終値は前日比255円33銭安の29408円17銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は小幅に上昇しました。
値上がり銘柄1434に対して値下がり銘柄2392と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は34、昨年来安値更新銘柄は1でした。
ADA指数は42.8%で、前日の42.7%とほぼ横ばいでした。寄り付きある程度まとまった数量を買ってみましたが、買った後軒並み下落したためすぐ売却したものが多いため、投資金額全体でみれば前日とほぼ変わらず、という結果になりました。
買いのエントリーがかなり難しい
個別銘柄をみると、依然として下降トレンドの銘柄の方が多いですが、景気敏感株やコロナ悪影響銘柄を中心に上昇トレンドのものもそこそこあります。
ただ、昨日はコロナ悪影響銘柄、特に旅行関連銘柄が大きく下落するなど、上昇トレンドといっても買うタイミングを誤ると簡単に損失が発生してしまうという状況です。
私も上で述べたように、昨日の寄り付きに結構買ってみましたが、買ったところがその日の高値で、そこからズルズル下がっていくものが多かったです。株価の動きに非常に力がなく、終日弱い動きが続いていました。
すでに保有していて上昇トレンドが継続している銘柄は保有を続けていて問題ないですが、新規の買いはエントリーのタイミングを慎重に計る必要があります。具体的には、あまり資金を大量に投下しないこと、そして移動平均線から少しでもかい離が小さいタイミングで買う(寄り付きから大きく上昇して始まるものは買わない)、といったところです。
緊急事態宣言の間に買われた銘柄は、緊急事態宣言が解除されると売られる可能性もあります。足元で株価が上昇しているからと言って、移動平均線からのかい離が大きいのに飛びついて買うことは、かなりリスクが高いと感じます。
上昇トレンドだからといってむやみやたらに買い漁るのではなく、良く考えて本当に自分が欲しいと思う銘柄を買うようにしましょう。あまり無理をしたり、ドタバタ動くと簡単に小さい損が積み重なるのが今の状況ですから。
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