3月1日の日本株
週明け3月1日の日本株は、寄り付きから大きく上げて始まり、その後も強含みで推移しました。日経平均株価の終値は先週末比697円49銭高の29663円50銭でした。
TOPIXも大幅上昇しましたが、マザーズ指数は小幅上昇にとどまっています。
値上がり銘柄3007に対し値下がり銘柄925と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は28、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は42.7%となり、先週末の33.6%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買い・買い直しや追加買いなどを行いました。
ひとまず日経平均株価の25日移動平均線はすぐ回復
個別銘柄をみると、総じて反発はしましたが、寄り付きが高値でその後は値下がりするものも目立ちました。また、1日は先週まで強かった銘柄が一斉に売られるなど、なかなか利益を伸ばせるような展開にはなってくれません。そんな中、商社株などが強い動きとなっていました。
それでも、日経平均株価は1日で25日移動平均線より上に復帰しており、1月末のような展開をまずは想定しておきたいです。ただ、日経平均株価が順調に今後上昇に転じたとしても、おそらく個別銘柄ごとに値動きはバラバラになると思います。
あくまでも個別銘柄ごとに売買のタイミングは判断し、上昇トレンドの強いもののみを保有するようにしましょう。
買おうと思っていた銘柄が軒並み上昇してしまって今から買えない、という方は、多少のリスク増加は覚悟の上、25日移動平均線ではなく5日移動平均線を使った売買をするのも一考です。これであれば、かなり買える銘柄はあるはずです。
もしくは、先週金曜日のような急落時につれ安して25日移動平均線に近づくのを待って買うかです。
あとは、やはり日経平均株価だけスルスル上昇して個別銘柄はてんでダメ、という可能性も考え、日経平均株価のETFや日経平均先物への投資も考慮すべきと思います。
今上昇トレンドであっても、いつ下げに転じてもおかしくないわけですから、失敗したときの損失を最小限にするためにも、高値掴みだけはできるだけ避けるようにしましょう。
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