当面は神経質な動きが続くかー2021年2月22日の日本株

2月22日の日本株

飛び石連休の中日である2月22日の日本株は、上昇して終わりましたが、朝方の大幅高からはだいぶ下押ししました。日経平均株価の終値は先週末比138円11銭高の30156円03銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2768に対し値下がり銘柄1122と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は63、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は54.5%となり、先週末の45.0%から上昇しました。株価反発に伴いヘッジ売りを外したり新規買いをしたことなどによるものです。

ビットコインが急落・株価への影響を注視

個別銘柄を見ると、GMOペパボ(3633)、バリューHR(6078)、リクルートホールディングス(6098)、ミダック(6564)などが高値更新となっています。
全般的に悪くない1日だったといえますが、朝方大幅高からだいぶ下がって引けたのは、あまりいい気分はしません。

そして、日本が祝日の間、ビットコインをはじめとする暗号資産が軒並み急落、ビットコインは600万円超えだったものが20%ほど下落して500万円を割り込みました。

暗号資産は、たびたびこうした大きな動きをするので、それ自体は気にはなりませんが、このビットコインの急落が株式市場にどのような影響を及ぼすかを注視したいと思います。

昨晩のアメリカ株も、引けでは戻したものの場中はかなり大きく値下がりする場面もあり、日本株も神経質な局面が続くかもしれません。それでもやるべきことはいつもと同じで、上昇トレンドの銘柄は上昇トレンドが続く限り保有し、下降トレンドになったら速やかに売却する、下降トレンドの銘柄を新規に買わない、ということです。これさえ守っていれば、大きな損失は防ぐことができます。

昨年来安値更新銘柄ゼロがずっと続いていますから、弱気になる必要はありませんが、銘柄ごとにトレンドがマチマチなので、あくまでも銘柄ごとに投資判断をするようにしましょう。もはや日経平均株価と個別銘柄は連動性がかなり低くなっていますから。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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