今日の日本株
1月21日の日本株は、朝から高く始まりその後も高値圏で推移しました。日経平均株価の終値は前日比233円60銭高の28756円86銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は3%を超す大幅高となりました。
値上がり銘柄2435に対し値下がり銘柄1348と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は57、昨年来安値更新銘柄は1でした。
ADA指数は73.2%となり、先日の60.1%から大きく上昇しました。マザーズ銘柄に上昇するものが多くあったため、それらへの買いを入れたことなどによります。
投資対象を絞るかまんべんなく投資するか
個別銘柄をみると、オークファン(3674)、JTOWER(4485)、アサヒホールディングス(5857)、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)、太陽誘電(6976)、ソフトバンクグループ(9984)などが高値更新となっています
また、上でも書いた通り、昨日はマザーズ指数が大きく上昇し、マザーズ上場も個別株の中にも大きく値を上げるものが目立ちました。
ただ、4月から10月までの上昇相場と異なるのが、マザーズ銘柄であっても皆が一斉に大きく上昇するのではなく、上昇するものとそうでないものがあること、成長株が買われるときであっても、買われるものとそうでないものがあることなど、マザーズ銘柄なら何を買ってもよい、成長株なら何を買ってもよい、というわけではない点です。
このことが、4月から10月よりも、今の方が利益を上げにくい大きな理由になっています。
また、昨日のマザーズ指数およびマザーズ銘柄の大きな上昇を受け、私もマザーズ銘柄を買い直したりしましたが、それによりどうしてもポジションが膨らんでしまいます。
もともと、マザーズ銘柄は調整局面に入っているものが多く、一方で景気敏感株やハイテク株、日経平均株価採用銘柄などが強かったため、それらをポートフォリオに入れていました。
その状況で、マザーズ銘柄が強くなると、マザーズ銘柄もポートフォリオに入れる必要があります。
マザーズが強い時はマザーズ銘柄で固め、景気敏感株が強くなったらすぐに景気敏感株に資金をシフトすればよいのでは、と思う方もいるかもしれません。でも、やってみると分かりますがこれはかなり難しいことです。
もし景気敏感株に資金をシフトさせた後、景気敏感株もマザーズ銘柄も買われるような動きになったら今度はどうするのかとか、資金シフトさせた直後にマザーズ銘柄が買われ、景気敏感株が売られる動きになったらまたシフトしなおすのかとか、色々と障害があります。
したがって、私はマザーズ銘柄も景気敏感株もハイテク株も日経平均株価高寄与度銘柄も、上昇トレンドのものであれば全て買うようにしています。その結果ある程度ポジションが膨らむのは仕方ないかな、と思いますし、下降トレンドになったらすぐに売るようにしていればよいので、私は今後も投資対象を絞らず、上昇トレンドかどうかで個別銘柄を判定していくつもりです。
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