明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
本年はブログの内容をリニューアルし、さらに魅力的なコンテンツ作りを
していきたいと考えております。
メルマガと合わせ、引き続き皆様の株式投資にお役立ていただければ幸いです。
<今日の日本株>
大発会の1月4日の日本株は、寄り付き高く始まったものの、そこから1時間で日経平均株価が500円の急落となりました。その後幾分戻したものの、終値は昨年末ひ185円79銭安の27258円38銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は2%の大幅高となりました。
値上がり銘柄1283に対し値下がり銘柄2616と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は60、昨年来安値更新銘柄は14でした。
※1月~3月までは、昨年1月から今までの高値更新、安値更新銘柄を集計しますので「年初来」ではなく「昨年来」の表現となります。
ADA指数は62.6%となり、昨年末の64.6%から少し低下しました。25日移動平均線を割り込んだ銘柄を売却した一方、25日移動平均線を超えてきた銘柄を買いました。ポジションの総量にはあまり変化ありませんが、銘柄の入れ替えはかなりありました。
<再び中小型成長株の流れになるのか?>
個別銘柄をみると、エムスリー(2413)、メドピア(6095)、エス・エム・エス(2175)、サイバーエージェント(4751)、ベイカレント・コンサルティング(6532)、シスメックス(6869)、レーザーテック(6920)などが高値更新となっています。
マザーズ指数が2%の大幅高となったことからも分かる通り、中小型成長株の一部にも大きく上昇するものが目立ちました。
一方、ここ最近まで強かった景気敏感株や出遅れ銘柄は大きく売られるものが目立ちました。不動産株などはかなり弱い印象です。
政府は、今週にも首都圏の1都3県に緊急事態宣言を発出する見通しですが、これに対して株価の大きな反応は見受けられません。
ただ、当然これによりマイナスの影響を受ける業種もあります。日本株全体、日経平均株価でみれば緊急事態宣言はすでに織り込み済みであるものの、個別銘柄ベースでみれば、ここから厳しい値動きになるものも出てくると思います。
そんな中、1月4日はマザーズ指数が大幅高となり、成長株の中に上昇トレンド転換となるものや、高値更新となるものが増えてきています。再び成長株優位の展開になるのかどうか、注目していきたいと思います。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。