外国人投資家買いの動き続くかー2020年11月27日の日本株と今週の投資戦略

<11月27日の日本株>
週末11月27日の日本株は、下げに転じる場面もあったものの引けにかけ強含みとなり、日経平均株価の終値は前日比107円40銭高の26644円71銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2515に対し値下がり銘柄1289と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は138、年初来安値更新銘柄は10でした。

ADA指数は75.2%となり、前日の68.1%から上昇し、70%台に突入しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや追加買い等を実行しました。完全に強気のポジションとなっています。

 

<外国人買い・個人投資家売りの理想的展開が続くか>
個別銘柄をみると、木曜日に引き続き、大型・準大型成長株の中に高値更新となるものが目立ちました。日本M&Aセンター(2127)、ベネフィット・ワン(2412)、エムスリー(2413)、ブイキューブ(3681)、朝日インテック(7747)、エス・エム・エス(2175)、ファーマフーズ(2929)、サイバーリンクス(3683)、バリュエンスホールディングス(9270)、グレイステクノロジー(6541)など、私の持ち株の中にも多くの高値更新銘柄がありました。

私は含み損益を加えた日々の損益を記録しているのですが、今週に入り大きく利益が増加しています。このことからも、先週までと今週とでは明らかに流れが変わったことがよく分かります。

私自身は成長株主体ですから、成長株が上がらないと利益が増えません。先週までは割安株、コロナ悪影響銘柄の方が強かったので利益がなかなかあがりませんでしたが、今週は成長株に強いものが増えたため、利益もそれにつれて増えていきました。

成長株に上場来高値更新銘柄が相次いでいることもあり、当面は成長株メインでコロナ悪影響銘柄もある程度保有する、というスタンスで臨んでいきたいと思います。

また、先週まで3週連続で外国人投資家が買い越していて、買い越し額は合計で1兆円になります。一方でその間個人投資家は売り越しが続いています。
株価上昇+外国人投資家が買い越し・個人投資家が売り越しというのは壮大な上昇相場につながるゴールデンコースです。この流れが続く限りは、強気を継続したいと思っています。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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