<10月23日の日本株>
週末10月23日の日本株は、上昇も上値の重い展開となり、日経平均株価の終値は前日比42円32銭高の23516円59銭でした。
TOPIXも小幅上昇、マザーズ指数は一時大幅に続落しましたが引けにかけてだいぶ戻しました。
値上がり銘柄1876に対し値下がり銘柄1878と拮抗、年初来高値更新銘柄は30、年初来安値更新銘柄は13でした。
ADA指数は16.4%となり、前日の23.4%から低下しました。引き続き、私の投資主力である中小型成長株の値下がりにより保有株を売却したことなどによります。
<天井か上昇継続かは予想しない>
個別銘柄をみると、日本M&Aセンター(2127)など高値更新となる銘柄もありましたが、中小型成長株の多くは下ヒゲを伸ばすものが目立ち、ひとまず一旦は下げ止まった形です。
ただ、私自身も木曜、金曜のマザーズ指数および中小型成長株下落で資産総額は6%ほど減りましたし、中小型成長株中心の方は厳しい週末になったと思います。
一方、出遅れ銘柄・業績悪化銘柄は強い展開で、相変わらず「中小型成長株・IT関連株」と「出遅れ銘柄・業績悪化銘柄」とは相反する動きです。
さて、マザーズ指数の急落および中小型成長株の大きな下落により、多くの銘柄が25日移動平均線を割り込んでいます。では、これでこれらの銘柄が天井を付けたかと言えば、それは分かりません。まだバブルが継続するかもしれませんし、もう終わりかもしれません。
実際、天井を付けたことが分かるのはかなり時間がたってからです。それまでは、下手に今後を予想するのはなく、再度25日移動平均線を超えたら買い直す、割ったらすぐに売る・・・これを徹底することにより、バブル継続ならしっかり乗れますし、天井をつけたなら大きい損失を回避できます。
最も危ないのは、まだまだ上がると予想して、損切りせずに持ち続けることです。バブルが崩壊したら株価は簡単に5分の1、10分の1になります。そしてその後買値まで戻ることは当面ありませんから、多額の塩漬け株を作ってしまうことになります。その結果、将来的に買いのチャンスが到来しても、塩漬け株だらけでキャッシュがなく、チャンスに乗ることができません。
チャンスに常に乗りたければ、塩漬け株をゼロにすべきです。そのためには適時の損切りが必要不可欠です。得に今は、いつ局地的バブルが崩壊してもおかしくないですから、いつも以上に売却・損切りのルールを徹底するようにしましょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。