<今日の日本株>
週明け10月19日の日本株は、朝方から高く始まり、その後も終日高値圏で推移しました。日経平均株価の終値は先週末比260円50銭高の23671円13銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数も朝方は大きく下落したもののその後切り返し小幅高となっています。
値上がり銘柄2847に対し値下がり銘柄942と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は57、年初来安値更新銘柄は4でした。
ADA指数は52.3%となり、先週末の41.5%から上昇しました。株価反発に伴い、一旦売却していた株を買い直したことなどによります。ヘッジではない純粋な空売りも多少入っています。
<雰囲気に流されるのではなくトレンドに従う>
個別銘柄をみると、ベネフィット・ワン(2412)、MonotaRO(3064)、エラン(6099)、ラクーンホールディングス(3031)、メディカル・データ・ビジョン(3902)、ビザスク(4490)、セラク(6199)、カチタス(8919)など高値を更新する銘柄もありました。
その一方、出遅れ銘柄・業績悪化銘柄には株価が伸び悩むものも目立ちました。また、中小型成長株も全てが同じように上がるのではなく、銘柄によって順調に上値追いをしているものと、頭打ちになっているものが出てきています。
つまり、全ての銘柄を一斉に買う、一斉に売る、というのではなく、銘柄ごとに株価のトレンドをみて、トレンドに従って売買する必要があるということです。
先週木曜日、金曜日とマザーズ指数が大幅に下落し、中小型成長株の中にも株価が大幅安となるものが数多くありました。でも、この動きにびっくりして、中小型成長株を全部金曜日とか昨日の寄り付きに全部売ってしまってはならないのです。
確かに、先週木曜、金曜の急落で、株価が下降トレンドに転じてしまった銘柄については一旦売却すべきです。しかし、株価が上昇トレンドを維持しているものは、売却する必要はありません。
もし、中小型成長株すべてを売却してしまうと、上で挙げたような高値更新銘柄をも手放すことになってしまい、利益を伸ばすことができないからです。
逆に、マザーズ指数がさらに下落し、中小型成長株が次々と下降トレンド転換となれば、下降トレンドに転換したものから順次売却していけばよいだけです。
そしてその後反発して上昇トレンドに復帰したら買い直すだけです。
株価の調整は浅く済むかもしれませんし深いものになるかも知れません。そしてそれは事前に予測することはできません。だからこそ、売買のルールは株価のトレンドに従い、客観的に、淡々と行うべきなのです。
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