何もやることがないー2020年6月2日の日本株

<今日の日本株>
6月2日の日本株は終日強い動きで、日経平均株価の終値は前日比263円22銭高の22325円61銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2860に対し値下がり銘柄967と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は102、年初来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は56.6%となり、前日の54.9%から少し上昇しました。基本はこれ以上ポジションを増やさない方針です。

 

<明らかに過熱しているが・・・>
個別銘柄をみると相変わらず好調なものが多く、ベネフィット・ワン(2412)、エムスリー(2413)、神戸物産(3038)、メディアドゥ(3678)、GMOクラウド(3788)、日本M&Aセンター(2127)、オプティム(3694)、HENNGE(4475)など高値更新となる銘柄が相次いでいます。

ただ、騰落レシオが150.7%とかなりの高水準に達していますし、日経平均株価の25日移動平均線からのかい離率も8.9%に達するなど、かなり過熱している状態です。

したがって、少量ならともかく、今からの大量の新規買いは極めてリスクが高いと言わざるを得ません。

とはいえ、上昇トレンドが続いている銘柄が一斉に下げ始めた、ということも今のところ全くありません。

そのため、今から新規で買うこともせず、保有株を売却することもせず、ただ保有株を持っているだけという、何もやることがない状況です。

個人的には、ここからは売り場探しになると思いますが、上昇途中での売却は控えて、下げ始めたら売却するつもりです。上昇途中での売却をすると、「そろそろ天井だろう」と思って売却した後もさらに株価が上昇することが往々にして生じるからです。

おそらく、普段から上昇途中での売却をしている人は、ここまで株価が上昇するまで持ち株を売らずに引っ張ってくることはできていないはずです。その結果、せっかく大きな利益を得るチャンスが到来しているにもかかわらずふいにしてしまっています。

ただし、中小型株中心に天井を付けた後の下げのスピードはかなり速いと思われます。保有株の株価チェックは怠らず、下げの兆候が見られたら躊躇なく売却することで、含み益をしっかりと実現益にかえておくのが重要です。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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