ここで踏ん張れるかー2020年3月5日の日本株

<今日の日本株>
3月5日の日本株は、前日のアメリカ株急騰を受け朝方大幅高で寄り付くも、その後は伸び悩む展開となりました。日経平均株価の終値は前日比229円06銭高の21329円12銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2113に対し値下がり銘柄1636とやや値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は1、昨年来安値更新銘柄は137でした。

ADA指数は6.6%となり、前日の1.5%から上昇しました。25日移動平均線を超えた銘柄のほか、多少フライング気味に買った銘柄もあります。ただ、金額は少量にとどめています。

 

<テクニカル的にはこれ以上下がりにくい>
個別銘柄をみると、まだまだほとんどの銘柄が下降トレンドですが、ほんのわずかずつ、上昇トレンドに転じるものも出てきています。

昨晩のアメリカ株が再び1000ドル安、為替レートも1ドル=106円台に進行していて、6日の日本株も厳しそうですが、テクニカル的に見れば、ここからさらに大きく下押すのも難しいのも事実です。

先週金曜日~今週月曜日にかけ、テクニカル的には陰の極に達していて、さらにここから下がるにしても、一旦の反発を入れないと難しいのでは、という印象です。

もちろん、25日移動平均線を割り込んでいる下降トレンド銘柄は無視して構わないのですが、例えば上昇トレンドにある銘柄までもを、アメリカ株急落にびっくりして投げ売りしてしまう、というのもどうかと思います。

おそらく、すでにそこそこの銘柄は一旦の底打ちをしているはずなので、少しずつですが上昇トレンドに転じるものも増えてくるはずですし、いち早く上昇トレンドになった銘柄は株価がさらに上昇する可能性が高いと思います。

もちろん、25日移動平均線を割り込んだら売却なのですが、底打ちの可能性もかなり高いので、それまではあわてて投げずに粘ってみるのも得策ではないかと感じます。
なお、投資金額はまだ少なめにしておいたほうが無難です。テクニカル的には底打ち近しですが、世の中でとんでもない出来事が起これば株価は底割れしてしまいますので。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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