とりあえず底打ちしたか?-2020年3月2日の日本株

<今日の日本株>
3月2日の日本株は、朝方安く始まり20800円台まで値下がりしたものの、その後21600円近くまで上昇、そこからは売りに押され終値は先週末比201円12銭高の21344円08銭でした。
TOPIXも上昇、最近売り込まれていたマザーズ指数は5%超の大幅反発となりました。

値上がり銘柄3338に対し値下がり銘柄619とほぼ全面高、昨年来高値更新銘柄はゼロ、昨年来安値更新銘柄は562でした。

ADA指数は19.4%となり、先週末のマイナス5.4%から大幅に上昇しました。テクニカル的には9割方止まる水準までさがっていたので、損切り価格を明確(直近安値など)にしたうえである程度買ってみました。
もちろん、損切り価格を割り込めばすぐ売却しますが、軽く冒険してみたという感じです。

 

<明日どうなるかが要注目>
個別銘柄をみると、多くの銘柄が朝方安くその後上昇する陽線のローソク足となっています。銘柄によっては大きな陽線となっているものもあり、一旦は下げ止まった可能性が高いです。

また、日経平均株価も振幅が大きくなっていますが、株価が底打ちするときは、このような大きな動きの中で実現することが多いです。

ただ、今晩のシカゴ日経平均先物がかなり安くなっており、3日火曜日の日本株は再び大きく値下がりするかもしれません。

それでも、個別銘柄の中には、先週金曜日もしくは本日月曜日に底打ちしたものも少なくないと思われ、3日に株価が大きく下がって直近安値に接近するようであれば、逆に直近安値割れを損切り価格として買い向かうのも一法です。

そして、一旦の底打ちをした後の日本株ですが、これはどうなるか読めません。2016年初めのチャイナ・ショック時のように、下げ幅の半分ほど反発した後再度下落に転じ、今回の安値を割り込んでしまう可能性も大いにあります。

したがって、やはり上昇トレンドの銘柄のみを保有し、下降トレンドになったら保有しないようにすることが、ご自身の財産を守ることにつながるはずです。

確かに今勝負に行って全力買いすれば、底打ちして報われるかもしれません。でもそれはあまりにも失敗したときのリスクが大きすぎます。生き残りを最優先としつつ、買えるもの(上昇トレンド銘柄)は買っていくという姿勢がよいのではないでしょうか。逆張りで底値狙いをするなら、必ず損切りルールを決めたうえで、無理のない範囲で行いましょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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