今回も反発に向かうのか?-2020年2月19日の日本株

<今日の日本株>
2月19日の日本株は、朝から高く始まり、後場は一段高となりました。日経平均株価の終値は前日比206円90銭高の23400円70銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は2%超の大幅上昇となりました。

値上がり銘柄2460に対し値下がり銘柄1270と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は9、昨年来安値更新銘柄は64でした。

ADA指数は14.6%となり、前日の5.5%から大きく上昇しました。空売り銘柄の一部買い戻しや、強い銘柄への新規買い、追加買いを行ったことによります。ロング・ショート戦略はまだ続けています。

 

<あくまで個別銘柄ごとに判断することを忘れずに>
個別銘柄をみると、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)が異様な強さとなっていたり、Amazia(4424)が高値更新となったりはしていますが、まだまだ多くの銘柄が下降トレンドにあります。

日経平均株価は昨年10月以降、おおむね23000円~24000円ほどのレンジでの横ばいになっています。今回も23000円に近付いたところで反発しましたから、またレンジ上限を目指す動きになるかもしれません。

ただ、これはあくまでも日経平均株価の動きであることに注意が必要です。専門家・評論家のコメントも、「日経平均株価は底堅い」というだけで、個別銘柄には触れられていないので役に立ちません。

実際、2月19日は株価が大きく反発したのに3分の1の銘柄は値下がりしていますし、昨年来安値更新銘柄も64もあります。その一方、早速株価が反発して25日移動平均線を超えてきたものもあり、銘柄ごとの強弱をよく見極める必要があります。

私自身は、中長期で上昇している銘柄で、かつ直近で25日移動平均線を割り込んでいる銘柄につき、基本は25日移動平均線超えで買い直しをしますが、一部は株価が反発したことを確認したうえで、直近安値割れを損切り価格として25日移動平均線を超える前に買うこともあります。
これは、25日移動平均線を超えてから買うよりも安く買えるからで、もちろん損切りのリスクは増しますが、売られすぎからの反発局面では結構有効だったりします。

あとは、株価が急騰して買えなかった銘柄が押し目を付けて25日移動平均線に近づいたものにつきいくつか新規買いしました。

本日も日本株は高く始まりそうですが、あくまでもみるべきは個別銘柄の動きです。下降トレンドの弱い銘柄には手を出さず、上昇トレンドの銘柄にしっかりついていくことが重要です。そして、日経平均株価はもはや個別銘柄とは全く異なる動きになっているので、日経平均株価が底堅いからと言って、下降トレンドの銘柄を持ち続けることは悪手だと思います。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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